最新テクノロジーに80年代のデザインを纏った、世界限定460台のゲレンデヴァーゲン発表

メルセデス・ベンツ Gクラスに、誕生45周年を記念した待望の限定モデル「G 450 d Edition STRONGER THAN THE 1980s (ISG)」が登場した。

【画像】80年代に登場したGクラスを彷彿とさせるヴィンテージカラーを採用した限定モデル(写真8点)

現代の最新テクノロジーと、1980年代のクラシックな意匠が融合したこの限定車は初代「W460」型にちなんで460台限定、日本では100台限定となるようだ。初代をオマージュしたヴィンテージテイストと、現代の最新技術が高次元で融合したこの限定車は、世界的なクラシック回帰のトレンドを象徴する1台だ。

ボディカラーは、いずれも初代Gクラスのオプションカラーを、現代の塗装技術で鮮やかに復刻。大地や自然を感じさせる色合いが、Gクラスの冒険心を引き立てる。ちなみに日本での各色の展開台数は以下の通り。

MANUFAKTUR アガベグリーン(55台)

MANUFAKTUR クリーミーホワイト(25台)

MANUFAKTUR コロラドベージュ(20台)

細部まで宿る”クラシックの矜持”

近年、ファッションやインテリア、そして自動車の世界でも「クラシック回帰」が大きな潮流となっている。デジタル化やEV化が急速に進む一方で、1980年代のデザインや質感、そして「本物志向」が見直されている。Gクラスは、まさにこの流れの中心的存在。無骨かつ機能美あふれるフォルムは、誕生から40年以上を経てもなお、人々を魅了し続けている。1979年の誕生以来、軍用車にルーツを持つその堅牢なボディと、圧倒的な走破性。そして飾らない直線基調のフォルムは「機能美」という価値観を自動車界にもたらし、なおその存在感を増している。

限定車のエクステリアには、1980年代純正を彷彿とさせるオレンジウィンカーやシルバープレートリアバッジ、専用スペアタイヤカバーを採用。さらに、伝統の「ショッケル山」で鍛え抜かれた証「SCHÖCKL PROVED」バッジ(各カラー専用デザイン)がBピラーに輝く。

装備は”プロフェッショナルライン”の名にふさわしく、オールテレインタイヤやマッドフラップ、「G」ロゴ入りプロジェクターなど、Gクラスならではのオフロード性能と存在感を高めるアイテムが標準装備されている。

懐かしさと新しさを両立したインテリア インテリアには1979年のGクラスに使われたチェック柄を現代風にアレンジしたファブリック×レザーシートを採用し、上質さとクラシックな趣を演出。助手席グラブハンドルには「STRONGER THAN THE 1980s」と、センターコンソールには「1 of 460」の刻印が施され、世界で限られた台数だけの特別感を高めている。

日本導入はわずか100台となる

これら限定感に満ちたディテールながら、現代のGクラスはISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)による電動化パワートレイン、MBUXインフォテインメント、運転支援システム「ドライビングアシスタンスパッケージ」など、最新のメルセデス・ベンツ技術を惜しみなく搭載し、静粛性や快適性も大幅に進化している。

Gクラスは世界的なクラシック回帰の象徴であり、日本でも”ゲレンデ”は唯一無二の憧れとして君臨し続けている。その歴史と伝統、そして革新を凝縮した「STRONGER THAN THE 1980s」は、日本には100台のみ(アガベグリーン55台、クリーミーホワイト25台、コロラドベージュ20台)の超希少モデル。価格は2,700万円(税込)。申し込み多数の場合は抽選となる。

※写真はすべて欧州仕様車です。

【問い合わせ・予約情報】

予約受付は全国のメルセデス・ベンツ正規販売店で7月17日まで。納車は2025年7月下旬以降を予定。