アイドルグループ・Snow Manの佐久間大介とお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が出演する日本テレビ系バラエティ番組『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』(毎週土曜23:30~)が、12日に放送された。

  • 佐久間大介(左)と日村勇紀

世界中のあらゆる“推し”の魅力を学ぶ同番組。今回は、初の実写映画化され、全世界の興行収入1250億円を超えた(※5月7日時点)話題のゲーム『マインクラフト』を深掘りした。

2009年にスウェーデンで誕生した『マインクラフト』、通称『マイクラ』は、累計販売本数3億本を超え、“世界一売れたゲーム”(※ギネス世界記録に基づく)とも言われている。1辺1メートルの立方体のブロックで作られた世界の中で生活したり、冒険したりするような、いわゆるサンドボックスゲームと呼ばれているジャンルのゲームだ。

日村は「昔のゲームみたいな絵柄だよね」「これ流行ってるの? 今」と、レトロな雰囲気を持つマインクラフトが、人気を博している理由について気になっている模様。一方の佐久間は「これ知らないですか? これクリーパーです」「いろんな家作ったりとか、穴掘っていって土をゲットして、それでいる(必要な)ものを作ったりとか、そういうクラフト系のゲームなんですよ」と日村に説明するほど、すでに『マインクラフト』については上級者のようだ。

発売から16年たった今でも愛され続けている大人気ゲームの『マインクラフト』には、いったいどんな魅力があるのか。

推しの魅力を教えてくれるキャラクター“おしつじさん”は、『マインクラフト』を学校の授業で使う研究をしているという大学教授で、マインクラフト歴15年を誇るタツナミシュウイチさん。そしてチャンネル登録者数230万人を誇るYouTubeチャンネルにて、『マインクラフト』を中心としたゲーム実況動画を毎日公開している、ゲーム実況グループ「ドズル社」リーダーのドズルさんの2人を迎える。

スタジオでは佐久間と日村の2人が、実際に『マインクラフト』の基本モードである「サバイバルモード」をプレーしてみることに。日村は「俺できるかな~」「こういうの俺、本当にできないんだからね」と始める前から不安そうだが、佐久間は「きたー」とテンション高めだ。

今回、特別に佐久間と日村にそっくりのアバターが用意され、ゲーム内で操作することになったが、自分のアバターの様子に佐久間は「すごーい!」「髪の感じ一緒だ」と興奮。最初は不安気味だった日村も「あ、これ俺なの? 本当だ! ありがとう」「すげー」とテンションが上がった。

『マインクラフト』の世界では、昼と夜が約10分ごとに入れ替わるが、夜になると「ゾンビ」や「クリーパー」といった危険なモンスターが徘徊する。夜を迎えた世界で、ゾンビと戦うハメになってしまった日村は「知らなかったよ、そんなの! どうすりゃいいの! 何よこれ!」と混乱。

こうしたサバイバル生活を生き抜くために必要なのが、さまざまな材料を使って自由に道具をクラフトし、建物を作ったり、狩りをしたりすることだという。

推しポイント(1)【説明書は一切なし! 楽しみ方は人それぞれのサバイバル生活】

“おしつじさん”のドズルさんは「夜になるとやっぱり敵が出てきて危なかったので、ちょっと夜までに生き残れる準備をしていきたいと思います」と言い、佐久間と日村の2人に周囲の木を切るように指示する。

指示通り木を切って木材を入手した2人は、本作の基本となるクラフトに挑戦。集めた木材を並べて板材に加工することに成功した。日村は「なるほど、このクラフトにいろんな材料をぶち込んでアイテムを作るんだな」と、徐々に楽しみ方を習得していく。

再び夜を迎え、2人は“おしつじさん”のタツナミさんが建てた家に避難。家のドア外に集まるゾンビを見て、「見てください、これ。バイオハザードみたいです。ゾンビ映画だよ、これ」と佐久間。梁が渡された本格的な天井の造りをした家の様子に、日村は「俺、超上見てるんだよ」と興味津々で、家の中をくまなく観察していた。

『マインクラフト』では、ドラゴンの討伐やダンジョン探索など、冒険要素を味わったり、自分好みの建物を建てることなど、自由度の高い楽しみ方ができることが魅力となっている。

推しポイント(2)世界を作る楽しみ【江戸時代の街並みも忠実に再現! 建築の楽しさ】

“建築”が推し要素だと語るタツナミさんは、『マインクラフト』の世界で、歴史資料に基づいて江戸時代の街並みを忠実に再現した。

制作には1年もかかったそうだが、本格的な江戸城や江戸の街並みを見た佐久間と日村は「うわー!」「やばっ!」「お城じゃん!」など興奮する。

その後も江戸ワールドを散策していくと、「稲荷神社」が出現し、タツナミさんに案内され中に入る2人。本殿も細かく再現されており、佐久間は「わー! 座布団がある」「日村さん見てください、この上のちょっとこことか」とその出来栄えに感動していた。

日村も「うわよくできてんな」「これは終わりがないの分かったわ」と、無限の楽しみ方に感心していた。

推しポイント(3)【自分オリジナルのゲームを作成してプレーできる!】

『マインクラフト』の楽しみ方はまだまだある。実は『マインクラフト』には「コマンド」と呼ばれる文字を打ち込めるスペースがあり、このコマンドに文章で指示を送ることで新しいゲームのシステムやプログラムを作ることも可能だ。

ドズルさんはタツナミさんと協力して、「ドズル社キャラバン」という世界でオリジナルのロールプレイングゲーム(RPG)を開発。敵を倒したり、倒した際の報酬で武器や装備を買ったりできるという。

佐久間と日村もドズル社キャラバンを実際に体験してみることに。緻密に作り上げられた広大な世界に、日村は「もう一回言うけど、この1個1個作ったんですよね、ブロックを」「信じらんない」と再び驚がくする。

RPGの中で、最強の剣を手に入れた日村は、続々と敵を倒していき、最終的には「ゾンビが怖くない…全然倒せるように」「俺の剣ちょー強い!」と夢中でプレー。日村の手慣れた雰囲気に佐久間も「うわちょっと待って、マジで強えんだけど、日村さん」と驚いていた。

こうしてもともとマイクラ好きだった佐久間に対して、当初は「どうすりゃいいの!」と混乱していた日村も、どっぷりマイクラ沼にハマッていった。

TVerでは、地上波未公開シーンを含む特別版が配信されている。

【編集部MEMO】
『サクサクヒムヒム』では特番時代から、「おぱんちゅうさぎ」「ストリートファイター6」「和山やま」「麻辣湯」「マネスキン」「パンどろぼう」「アオアシ」「ラーメン二郎」「サモエド」「平成女児ブーム」「シルバニアファミリー」「リロ&スティッチ」「BE@RBRICK(ベアブリック)」「韓国コンビニ」「小田切ヒロ」「Naokiman」を深堀りしている。

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