富士レトロモビル&エアーミュージアム飛行館が8月に限定開館決定!|旧河口湖自動車博物館・飛行舘|

富士の麓、山梨県南都留郡鳴沢村富士桜高原内にある、歴史的なクルマや航空機を集めて展示する河口湖自動車博物館・飛行舘。2025年からは「富士レトロモビルミュージアム・富士エアーミュージアム飛行館」に施設名称を変更し、これまでどおり8月の1カ月限定で開館する。

【画像】世界で唯一公開する艦上偵察機「彩雲」

2025年の開館日は8月1日(金)〜31日(日)の31日間。富士レトロモビルミュージアム(旧称河口湖自動車博物館)では、自動車の発展に重要な役割を果たした歴史的に貴重な車両が約100台展示される。その中には故高橋国光氏がドライブし、50勝目をあげたゼッケン15番スカイライン2000GTRレーシングや、1976年の第1回日本グランプリで活躍した6輪のレースカー、タイレルP34といった激レアも展示される。

■飛行館では、世界で唯一「彩雲」復元胴体が公開!

富士エアーミュージアム(旧称、河口湖飛行舘)では、2020年復元を開始した世界で唯一公開している艦上偵察機「彩雲」の胴体の復元が完了。これまで毎年復元過程を公開してきたが、今回は全長11mすべての復元を終えたことで精悍な姿を見られるようになったのだ。

これに伴い、彩雲の復元記録「書籍 彩雲よ蘇れ」の販売も開始する。復元時に撮影したオリジナルの写真が収録されており、ほかでは絶対に手に入らない貴重な復元記録である。

飛行館では彩雲の特別公開のほか、ゼロ戦の完成機2機(21型と52型)や内部構造がわかるスケルトン状態の21型、ハヤブサの完成機が2機(1型と2型)、一式陸上攻撃機、世界で唯一の指導可能なゼロ戦用「栄12型」エンジンなど、日本の歴史遺産ともいえる戦時中の航空技術の結晶をみることができる。

[富士レトロモビル&エアーミュージアム飛行館2025年概要]

■開館日:2025年8月1日(金)〜31日(日)※期間中休館日なし

■開館時間:10:00〜16:00

■入館料:

・自動車館…大人1000円、小人(15歳以下)500円、5歳以下無料

・飛行館…大人1500円、小人(18歳以下)500円、5歳以下無料

■住所:山梨県南都留郡鳴沢村富士桜高原内

■TEL:0555-86-3511

■ウェブサイト:https://www.car-airmuseum.com

〈アクセス〉

・中央自動車道・河口湖IC、東富士五湖道路・富士吉田ICよりクルマで10分

・富士急行または高速バス 河口湖駅よりタクシー

※撮影について

館内の撮影は携帯電話、スマートフォンに限り可能。撮影棒や三脚、ドローンの使用は不可

〈文=ドライバーWeb編集部〉