パーソルキャリアが運営する調査機関『Job総研』は6月30日、「2025年 夏の出費実態調査」の結果を発表した。同調査は6月4日~11日、社会人男女544人を対象に、インターネットで実施した。

  • 例年と比べた今夏の出費

    今夏の出費増減

例年と比べた今夏の出費を尋ねたところ、86.0%が「とても増える」「増える」「どちらかといえば増える」と回答した。その項目を聞くと、「光熱費」が59.6%で最多となり、次いで「食費」が57.5%、「物価高による生活費全般」が39.5%となった。

  • 今夏の出費への印象

    今夏の出費と年収

今夏のレジャー・外出計画を尋ねると、65.4%が「予定を変更・予算を抑える」派だった。今夏のレジャー・外出費用を聞くと、平均額が5.0万円、中央値が3.0万円、最頻値が2.0万円だった。

  • 今夏のレジャー・外出計画

    今夏の外出計画

"物価高"による夏の消費行動の変化を聞くと、53.1%が「特売や安いものを選ぶように」と答えた。「ポイント・値引きを重視」(43.4%)、「外食を減らし自炊中心に」(33.6%)も多い。

夏の出費・物価高への対策を聞くと、「冷房の使用時間・温度の調整」(39.3%)が最も多く、次いで「ポイント・クーポンの活用」(38.4%)、「セールを狙う」(29.6%)と続いた。

  • ”物価高”による夏の消費行動の変化

    夏の物価高対策

"猛暑"による夏の消費行動の変化を聞くと、「冷房機器の使用時間が増加」(58.1%)が最多で、「自宅で過ごす時間が増加」(40.3%)、「涼しい時間に外出するように」(34.0%)という順になった。暑さ対策への出費を聞くと、最も多い回答は「外出先での飲料・冷菓の購入」(33.8%)が最多で、「電気代を気にせず快適さを重視」(32.9%)、「冷感グッズの購入」(32.0%)と続いた。

  • ”猛暑”による夏の消費行動の変化

    暑さ対策への出費