アイドルグループ・Snow Manの佐久間大介とお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が出演する日本テレビ系バラエティ番組『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』(毎週土曜23:30~)が、28日に放送された。
世界中のあらゆる“推し”の魅力を学ぶ同番組。今回は、ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロを深堀りした。
裏方の職業にもかかわらず彼自身が非常に人気で、YouTube登録者数は147万人(※6月26日時点)を誇り、動画には安達祐実や本田翼、藤田ニコルなど、人気芸能人も数多く出演している。
2023年の好きなメイクアップアーティストランキングでは、名だたるヘア&メイクアップアーティストたちを抑えて1位に選ばれている。
推しの魅力を教えてくれるキャラクター“おしつじさん”は、小田切が愛用しているメイクグッズなどを購入し、X(Twitter)やInstagramで紹介している“美容オタクのOLちゃん”と、小田切ヒロの存在がきっかけでメンズメイクにのめりこんだ35歳学校の先生・よしが担当。「毎日メイクしながら授業してます」というよしに、日村は「えー! 今そんな時代なの!?」と驚がくした。
今回はスタジオに小田切本人が登場。「どうも~!! ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロでございます~」と現れた小田切の予想外の個性的キャラクターに、「待って! 思ってたのと違う!!」と佐久間と日村は圧倒される。
実は小田切は2023年、Snow Manのメンバー・ラウールと佐久間が共演したミュージックビデオ『Bass Bon』でメイクを担当していたという。登場した現在の小田切と当時の印象のギャップに、「(あのときは)けっこう落ち着いてましたよね?」「だから全然結びつかない!」と佐久間は驚きを隠せない。
「そのとき私はもうYouTubeやっていたんですけど、YouTubeの顔と裏方の顔は全く違う」「二面性がありまして」と説明する小田切。その強烈な個性やマシンガントークに、佐久間と日村はやや押され気味の様子だ。
「最初こんな人だと思わなかったでしょ?」と日村が尋ねると、“おしつじさん”の2人は「これでこそヒロさんです!」とうれしそうに声をそろえる。そんなクセ強なキャラクターが魅力の“小田切ヒロ”の推しポイントとは。
推しポイント(1)【プロの技をキャッチーに伝える美の翻訳者】
もともとは外資系の美容部員として、メイクアップのキャリアをスタートさせたという小田切ヒロ。2020年にYouTubeの投稿をスタートさせると、その個性的なキャラクターが人気を博し、一躍トップクラスのヘア&メイクアップアーティストに成長を遂げた。
そんな小田切だが、支持されている理由はこのキャラクターだけではない。彼がここまで支持される理由のひとつに、「プロの技を日常語に置き換えてキャッチーに伝える“美の翻訳者”」という要素があるそうだ。
「メイク知識のない私たちでも、『なんでそのメイクをするんだろう』というのを、腑に落ちるところまで教えてくれる」と力説する“美容オタクのOLちゃん”。
日村が「メイクとか確かに、俺たち世代も頑張っていかないと、どんどんシワとかシミとか出てきているからね。ちょっと興味はあるんですよ」とメイクに関心を示すと、「いやきれいよ~!」「すごいきれい!」と日村の顔を観察し、褒め出す小田切。すると日村は「本当、本当? 本当? に言ってる? うそ抜きで?」「(褒められると)こんなにうれしいものなんだね」と頬を緩ませていた。
推しポイント(2)【若返りのプロフェッショナル】
すっぴんの状態から、その人の内面や今の状況を読み取り、ライフスタイルや人生観に寄り添ったメイクを施す――ときには“隠して美しく見せる”テクニックも駆使しながら、ファーストインプレッションを大切に仕事に臨んでいると語る小田切。
その熱量に、佐久間も思わず「すごい、めちゃくちゃためになるし感動したけど……めちゃめちゃしゃべるな!?」と、再び圧倒された様子だった。小田切のメイク動画では、“若見えメイク”も大人気だという。
推しポイント(3)【心に刺さる “小田切ヒロ”の数々の名言】
“美容オタクOLちゃん”が、「ここまでヒロさんと話してみてわかったと思うんですけど、ヒロさんの言葉って本当に説得力があるんです」と語るように、ファンの間では“小田切ヒロ名言”が多々あるという。
数々の名言を生み出してきた小田切だが、その言葉はメイクの枠にとどまらず、生き方や価値観にまで影響を与えるものばかり。そのためYouTubeでは、人生相談が寄せられることも少なくないそうだ。
そんな小田切の言葉にふれた佐久間は、「真理ついてくるね」、日村は「ためになる」と、すっかり感心しきりで、小田切ヒロのクセになる魅力にどっぷりハマッた様子だった。
TVerでは、地上波未公開シーンを含む特別版が配信されている。
【編集部MEMO】
『サクサクヒムヒム』では特番時代から、「おぱんちゅうさぎ」「ストリートファイター6」「和山やま」「麻辣湯」「マネスキン」「パンどろぼう」「アオアシ」「ラーメン二郎」「サモエド」「平成女児ブーム」「シルバニアファミリー」「リロ&スティッチ」「BE@RBRICK(ベアブリック)」「韓国コンビニ」を深堀りしている。
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