シアトル・マリナーズ球団会長付特別補佐/インストラクターのイチロー氏が11日、YouTubeチャンネル『パワプロ・プロスピ公式チャンネル』で公開された動画「イチローが唯一とんでもない空振りをした投手とは!? 2025OB松井秀喜セレクション選手発表 パ・リーグ編【プロスピA】」に出演。岩隈久志氏との対戦を振り返った。
イチロー氏と松井秀喜氏が岩隈久志氏の印象を語る
堀越高校から1999年ドラフト5位で大阪近鉄バファローズに入団した岩隈氏。2003年に15勝をあげてブレイクすると、高い制球力を武器に近鉄・楽天のエースとして活躍、メジャーでも3度の2桁勝利をあげるなど、日米で結果を残した。
その岩隈氏との対戦はおそらくなく、「やっててもオープン戦かな」という松井秀喜氏が、「おそらくテレビで見てる感じでは、ちょっとツーシームのボールとストレートとの区別がつけづらいんだろうなって」「どっちか狙い打ちしないと、両方追いかけると難しいピッチャーなんじゃないかなっていう感じはしました」と話すと、対戦経験のあるイチロー氏は「打ち取られるとイライラするピッチャー」と形容。
続けて、イチロー氏は「もう完全にやられたよりは、(投球術に)ハマっていくっていう、なんかそういう感じ。誘導されて打ち取られてるっていう感じ」と述べ、改めて「イライラする」とこぼしていた。
【編集部MEMO】
日本では7年連続首位打者に輝いたほか、1994年には当時のNPB記録のシーズン210安打をマークするなど球界を代表する選手として活躍したイチロー氏。27歳でMLBマリナーズに入団すると、MLBでは19シーズンをプレーし、首位打者2回、盗塁王1回、MVP1回のタイトルを獲得。2004年には、MLB記録のシーズン262安打をマークした。