焼そばパンというジャンクなジャンルにも覇権争いというものがあるとしたら、現時点での皇帝は"ヤツ"しか考えられまい。
さぁ、王の帰還じゃい! 今年も帰ってくるぞ〜! ファミリーマートと「日清焼そばU.F.O.」との禁断のコラボパンが、7月1日から全国のファミマで発売されるぞ〜!
その名も「U.F.O.ぶっ濃い濃厚大盛焼そばパン(ガリマヨ)」(298円)と「U.F.O.ぶっ濃い濃厚プチ焼そばパン4個入(ガリマヨ)」(228円)。居ても立っても居られず、一足先に食べてみたので、さっそくその詳細をレポートしたい。
「ファミマ×日清焼そばU.F.O.」の新作は超ジャンクな「ガリマヨ」
2022年に発売された初代「U.F.O.濃い濃いモンスター焼そばパン」は約250万食を売り上げ、その翌年には「濃い濃い濃厚大盛焼そばパン」などという"濃"のワールドカップ状態のネーミングで再登場。当然のごとくヒットを飛ばし、2024年にはついに「焼そばパン史上最大総重量」(※ファミマ調べ)の"爆盛"バージョンを用意し、大きな衝撃を与えた。
その結果、シリーズ累計販売数はなんと1,000万食を突破。日清焼そばU.F.O.とパンを一緒に食べたい、という人類の欲望をかたちにして早3年。もはや焼きそばパン界の王座に手をかけたといっても過言ではないこのシリーズから、今年もまた新作が登場する。2025年モデルのテーマは……"ガリマヨ"だ!
マヨネーズとガーリック。それすなわち、背徳の方程式。「濃いソースにニンニク風味のマヨを足したらどうなるのか」という、理性を完全に無視したチャレンジである。そそられないわけがないでしょ!
ということで実物を用意した。
こちらが急ぎすぎて、パッケージすらまだ用意されていない状態での受け取りになってしまったが、今回はついでに「日清焼そばU.F.O.」も用意したので、食べ比べながら味わっていきたいと思う。
ということで、よいしょ。
完成。全体的にめちゃくちゃ茶色いな! いや〜、それにしても……
最高の眺めなんですけど……! もうソースの香りが漂ってきていて、すでに食欲がえらく刺激されている。えっと、まずはどれからいく? まずは「日清焼そばU.F.O.」からいきますか。いただきます!
やっぱり……ウマすぎる! まさに殿堂入りの大定番。とにかくソースが濃厚で、パンと一緒に食べたくなる気持ちも超わかる! と再確認。フルーツ系のまろやかさとピリッと効いたスパイスの絶妙なバランス感もクセになる。麺のコシも絶妙で、マジで"カップ焼きそば離れ"したクオリティだ。
それでは続いてこちら、「U.F.O.ぶっ濃い濃厚大盛焼そばパン(ガリマヨ)」。ソースもガリマヨもベタベタに塗られてやがる……! しかもずっしり重いぞ。断面を見てみると……
こんな感じ。今年も焼きそばがぎっしり入ってる! それでは一口……パクッ。
うわ〜、ぶっ濃い〜〜〜! うめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええ!!!! U.F.O.の濃厚ソースの味わいはそのまましっかり再現されているが、ソース味の濃さがさらに桁違い! パンがあるぶん、さらに濃い目にしているんだと思うが、マジで突き抜けた濃厚さになっている。そしてガリマヨね! パンチのあるニンニクの風味とマヨネーズのまろやかさが組み合わさり、これもこれでまた超濃厚。容赦ないな! めちゃくちゃジャンク。これをおかずにもう一個パンを食べられそうなくらい、味がキマっている。ボリューム感もものすごいし、背徳感もやべぇ〜!
続いて「U.F.O.ぶっ濃い濃厚プチ焼そばパン4個入(ガリマヨ)」。断面はこんな感じ。
それでは、いただきます!
おお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ! うっ、ウマい! ウマいし、濃い! しかも意外に「U.F.O.ぶっ濃い濃厚大盛焼そばパン(ガリマヨ)」とまたちょっと味が違うんだな! 味付けの要素自体は一緒なのかもしれないけど、こっちのほうが"ガリマヨ"の比率が高く、脳天にガツンとくる味わいになっている気がする。これをおかずにご飯が食べられるレベル。めちゃくちゃジャンク。ものすごい罪な味。たまらんね、これ。ちょっとビールとかも進みそうだな。手軽に食べられるし、みんなでシェアもできるから、こちらもかなり人気が出そう!
改めて思うけど、食欲と背徳感は表裏一体。「今日だけはいいか……」とつい手を出してしまう魅力が、U.F.O.焼そばパンにはある。新たな"ガリマヨバージョン"は、ファミマが送る"罪の味"の最新版。たとえカロリーが気になっても、理性をねじ伏せるほどのウマさがそこにある。焼きそばパン界のキング……今年もお世話になります!