女優の松下奈緒が23日、都内で行われたテレビ朝日7月クールドラマの合同記者会見「tv asahi DRAMA FES 2025 Summer」に登壇。約15年前に共演した阿部サダヲの演技で、記憶に残っていることを明かした。
テレビ朝日史上初の合同記者会見となった同イベント。約400人の観客が集まるなか、7月クールに放送されるドラマ『誘拐の日』から斎藤工、永尾柚乃、江口洋介、『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』から大森南朋、相葉雅紀、松下、『しあわせな結婚』から阿部サダヲ、松たか子が登壇し、各番組の撮影秘話や見どころのほか、番組の垣根を越えてトーク企画を実施した。
阿部サダヲ、土下座シーンでズボン破ける「結構あります」
会見では、番組の垣根を越えて聞いてみたいことや伝えたいこと話すトークコーナーを実施。松下は阿部に「あの思い切り芝居、印象に残っています」とメッセージを送る。「15年くらい前に(阿部さんと)ご一緒したことがあって、そのときに阿部さんが土下座をするシーンがあって、思いっきり土下座をしたらパンツがビリッと裂けたことがありまして……(笑)」とエピソードを明かし、笑いを誘う。
しかし、松下は阿部の全力の芝居に感銘を受けたそうで、「それ以来、私は土下座をするときは阿部さんくらいの勢いでやらなきゃいけないんだな! と、すごく覚えていて。土下座のシーンでは阿部さんを思い出す」と回顧した。
さらに松下から「あれからも(裂けたことは)ありますか?」と聞かれると、阿部は「結構ありますね! 土下座をする役が多いんですね。何回か破けていますけど、ズボンのサイズを上げてもらったりしています」と対応策についても話し、「ただ、ズボンのほうも破られてなんぼみたいなところもありますから! それに応えないといけないなと(笑)」と会場を盛り上げた。