チャーリーのえのき工場は6月9日、えのき栽培の室温管理にかかる電気代削減のため、本社に自家消費型太陽光発電システムを導入して運用を開始した。

  • 太陽光パネル

同社によると、えのきの栽培では温度管理が非常に重要であるという。クーラーで室温を常に約4度に保っているため、特に夏場の電気代が大きな負担となっていた。

自家消費型太陽光発電システムは、使用していない屋根スペースを活用して設置。屋根に設置することにより、屋根からの熱をシャットアウトでき、夏場の室温上昇を和らげる効果もあるという。

発電出力は70.2kW。初年度は、一般家庭が年間に使用する電力約20軒分に相当する約79,000kWhの発電を予定している。施設のエネルギー消費で排出されるCO2を約39t-CO2/年(杉の木換算約4,400本)削減できる見込み。