街中で外国人観光客を見かける機会が増えたなあ~と感じる昨今。海外では、日本のコンビニ食が大人気なのだそうで、中でも「ツナマヨおにぎり」がSNSを中心にブームを巻き起こしていると聞きました。そう、おにぎりにマヨネーズで和えたツナを入れたアレです。
SNSで「Tuna mayo」「convini」(※特に日本のコンビニをこのように呼ぶのだそうです。へえ~)などと検索してみると、「日本で食べたツナマヨおにぎりが恋しいよ……」「コンビニにワープして食べれるならすべてを差し出してもいい」「とにかく大好きなんだ」と熱狂的なレビューを見られます。すごすぎるな!
そこで今回は、そんなコンビニの「ツナマヨおにぎり」を食べ比べしてみようという企画。用意したのは、セブン-イレブンとファミリーマート、ローソンの商品です。せっかくなので、味だけでなくスペックや価格面なども比べていきます。
価格
食べる前に、スペックを確認してみましょう。まずは価格から。
・セブン 167円
・ファミマ 174円
・ローソン 174円
セブンだけが少々安くて、ファミマとローソンは同額ですか。とはいえ価格差は7円なので、そこまで大きな差ではありませんね。
……ていうか、ちょっと前までコンビニのおにぎりって110円とか、そのくらいじゃなかった? 原材料が高くなっているとはいえ、やっぱりインフレが進んでいるんだなあとしんみりしてしまいました。
カロリー
続いてはカロリーを見てみましょうか。
・セブン 259kcal
・ファミマ 231kcal
・ローソン 235kcal
おおおっと、こちらもファミマとローソンは似たような数字なのですが、セブンだけがおおよそ30kcalほど高いですね。同じようなツナマヨのはずだけど……何が違うんでしょうね。カロリーを特に重視する場合はファミマがよさそうです。
重量
続いては重量です。パッケージを開けて、中身だけで量ってみますよ~。
ちなみに些末な違いかもしれないのですが、なぜかセブンだけが横からツナマヨがはみ出しています。
・セブン 116g
・ファミマ 108g
・ローソン 109g
もしかしたら時期やロットにより誤差があるかもしれず、なんとも言えないところもありますが、重量についてもファミマ&ローソンが同じような内容となりました。両者、数字が似すぎている……っ! とはいえセブンとの差は10gもないくらいですから、大した差ではないんですけどね。
実食
それではいよいよ実食といきたいのですが、その前に半分に切ってみました。
おややや? こうしてみると、具材にはけっこうな差がありますね。セブンはマヨネーズが多めなのか、滴り落ちてきています。カロリーが高めな理由はこれかあ。ローソンはマヨ少なめ、ファミマはちょうど中間、という印象です。ここにきて個性が見えてきましたね。
お待たせしました、実食いきましょう!
・セブン
おおお、こうして改めて食べるとマヨネーズのモッタリ感と風味が強いです。個人的には3種類の中で一番食べていると思うので、かなりお馴染みの味でした。
・ファミマ
ふむふむ、セブンよりツナの風味を感じられますね。ただ、比べたから分かるというレベルで、何も知らずに食べたらほとんど同じものに感じる……かもしれません。
・ローソン
むむ? 前の2つと比べると、お醤油の風味が強いです。原材料を見るとセブンとファミマにも入っているはずですが、明らかにお醤油の個性を感じました。
まとめ
最後に、それぞれの強みや特徴を簡単にまとめていきます。
・セブン
少しでも価格は安く、重量は多いほうがよいコスパ重視の人。ツナマヨの中でも、特に「マヨ」を感じたい人。
・ファミマ
少しでもカロリーは低いほうがよい。マヨよりもツナの風味を感じたい人。
・ローソン
ツナマヨといえば、やっぱりお醤油の風味でしょ! と思う人。
感想
ツナマヨおにぎりという、なかなか個性を出しづらいテーマながら、各社の工夫を感じられる結果となりました。この馴染みの味のおにぎりが、世界でバズっている……と聞くとなんとも不思議な気持ちになりますが、さまざまなめぐり合わせや環境に感謝しつつ、これからもツナマヨおにぎりを食べていきたいと思う所存です。
皆さんはどのツナマヨおにぎりが好きですか? ぜひSNSなどで教えてもらえますと幸いです。