女優の小芝風花が主演を務めるNHK BS時代劇『あきない世傳 金と銀』シーズン3の制作が決定し、2026年春に放送されることが15日、発表された。
商いの神髄は「買うての幸い、売っての幸せ」、物の売れない時代に、汗をかき、知恵を絞って商いを成功させる庶民の姿を、江戸時代中期の多彩な風俗を絡め、明るくいきいきと描いた『あきない世傳 金と銀』シリーズ。
シーズン2では、主人公・幸(小芝風花)が、亡き夫・智蔵(松本怜生)との約束を果たし、江戸浅草田原町に呉服太物を商う「五鈴屋江戸店」を開店。小頭役に抜てきしたお竹(いしのようこ)、江戸支配人の佐助(葵揚)、手代になった賢輔(佐久間悠)、そして妹・結(長澤樹)とともに、知恵を出し合い、努力を惜しまず、「五鈴屋を百年続く店にする」ために日々精進を重ね、庶民のための小紋染めを開発、大ヒットさせる。
そんな中、大坂を出奔し行方の分からなかった前夫・惣次(加藤シゲアキ)と再会。また、妹・結を見染めた日本橋の本両替商・枡吾屋忠兵衛(高嶋政伸)との出会いも、五鈴屋の未来に大きな波紋を広げていきそうな予感…というところで、シーズン2は終了した。
シーズン3は、その直後からの物語。幸にとっては、思わぬ敵が出現。五鈴屋を守る商いの闘いのドラマでもある。いったい誰が味方で、誰が敵なのか…まさかまさかの連続となる。幸や五鈴屋に迫る危機、 そして恋あり、笑いあり、涙あり。怒とうの展開の人情時代劇が続く。
■小芝風花コメント
いつも「あきない世傳 金と銀」を楽しみに観てくださっている皆様、ありがとうございます。
シーズン2の最終回、「これは絶対続きある終わり方だね!」と たくさんお声を頂きました。
その通りです、シーズン3をお届けいたします!
楽しみに待っていてください!!
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