俳優の堺雅人が11日、TBS系情報番組『THE TIME,』に生出演し、日曜劇場『VIVANT』の続編制作が決定したことを発表した。2026年放送の日曜劇場枠で放送される。
続編は前作のラストシーンの直後から始まる続きの物語で、主人公の設定など変更はない。堺と福澤克雄監督の最強タッグが再集結。今作も海外ロケがあり、世界を駆け巡る。
堺は、続編の撮影は「まだ始まっていない」と言い、ストーリーについて「何も言えない。言えば言うほどつまらなくなるので」と話していた。
2023年7月期に放送された日曜劇場『VIVANT』は、予測不能なストーリーと豪華キャストの競演、そして圧倒的な映像美とスケールで多くの視聴者を魅了。最終回の世帯平均視聴率は19.6%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。1話から10話までの、タイムシフトを含むテレビ放送の総視聴人数は6000万人超えという数字をたたき出した。その功績が高く評価され、「東京ドラマアウォード2024」連続ドラマ部門グランプリなどを受賞。海外バイヤーが選ぶ、海外に売りたい日本のコンテンツに与えられる、「MIPCOM BUYERS' AWARD for Japanese Drama 2023」でグランプリに選出されるなど、国外にもその評価を轟かせた。
『VIVANT』前作のあらすじ
丸菱商事に勤める乃木憂助(堺雅人)は、誤送金された130億円を取り戻すべく、送金先であるバルカ共和国へ向かった。
バルカで爆発事件に巻き込まれた乃木は、爆破犯に間違えられ、バルカ警察に追われる羽目となる。現地で出会った公安警察の野崎守(阿部寛)と医師の柚木薫(二階堂ふみ)と共に、乃木はバルカを脱出するために奔走する。
しかし、それは偶然ではなかった。
乃木の本当の顔は自衛隊直轄の非公認組織「別班」の諜報員であり、国際的なテロ組織“テント”を追うためにバルカに潜入していたのだ。別班の仲間と合流し、テントのリーダーにつながる情報を集めていく乃木だったが、そこで自らの残酷な運命と対峙することになる。
テントのリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)は、生き別れた実の父親であるという真実に直面する乃木。
そんな運命に立ち向かい、自らの手で、ベキを暗殺することになる。
そして、全てが落着したかに思えた乃木の前に、再び赤い饅頭が置かれることとなる――。
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