CHOYA shopsが運営する梅体験専門店「蝶矢」は6月11日、インバウンド特化型店舗となる京都三条店を京都三条河原町にオープンする。
同店では、厳選された梅を使用し、自分だけのオリジナル梅シロップや梅酒を作れる体験を提供する。日本の伝統文化に根付く「梅」の奥深さを、梅コンシェルジュによるワークショップを通じて学ぶことができる。これまでの京都六角店および鎌倉店とは異なり、英語を基本言語とした環境で、海外からの来店客に向けて梅文化の魅力をダイレクトに伝える新拠点としてオープンする。
インバウンド特化型のサービスを導入
同店ではインバウンド特化型のサービスを導入。言語対応だけでなく、梅文化の背景や魅力を深く理解できるコンテンツや体験型プログラムを用意し、日本の伝統をより身近に感じられる場を提供する。
店内の案内やメニューは、英語表記を基本としスタッフ全員が英語で接客。多言語対応の冊子などを用意し、日本の梅文化をより深く伝える工夫を凝らしている。
また、多言語対応かつ事前決済が可能な予約システムを導入し、訪日前からスムーズに予約を進められるよう「旅マエ」で2カ月前から予約を受け付ける。アフターサポートも充実しており、多言語対応のカスタマーサポートを提供する。また、飛行機での持ち運びに便利なシリコンキャップを付属させるなどの工夫が施されている。
「梅酒の日」オープンイベント開催
6月11日のオープン当日は「梅酒の日」にあたり、商品を購入したすべての来店者を対象にくじ引きイベントを実施する。蝶矢オリジナルの限定梅酒や「チョーヤ」商品など豪華賞品が当たる企画を用意している。
店舗コンセプト「日本の梅文化を世界へ発信」
梅は2千年前に中国から日本へ伝わり、以来、兵糧、家庭薬、嗜好品として時代とともに形を変えながら家庭で手作りする独自の文化が育った。蝶矢は日本の梅文化を現代的なスタイルで提供し、「大切な人とのつながりを育む文化」として発展させるべく、革新を続けながら伝統文化を守ってきた古都・京都、鎌倉から世界へ発信していく。
100通りのオリジナルの梅酒&梅シロップが作れる
同店では、日本ならではの梅文化を楽しみながら、自分だけのオリジナル梅シロップや梅酒を作ることができる。梅5種、お砂糖5種、お酒4種の中から好みのものを選び、100通り以上の組み合わせで手作り体験ができる。初心者でも安心して楽しめるよう、梅コンシェルジュが試飲を交えながら丁寧にサポートする。手作り体験の料金は「梅シロップ」が4,900円、「梅酒」は5,900円となる。
テイクアウトドリンクや限定梅酒も
蝶矢でしか購入できないテイクアウトドリンクや限定梅酒も取り扱う。
大粒の完熟南高梅の実がまるごと入ったテイクアウトドリンクは、チョーヤの工場から直送した非加熱梅シロップをベースに、ソーダ、水、緑茶、紅茶などの様々な割り材を使用したバリエーションを用意している。梅の実をまるごとクラッシュすることで途中で味を変化させることができ、果汁感あふれる新感覚のドリンクを楽しめる。HOTは450円、ICEは550円で提供する。
「蝶矢限定熟成」(3,300円)は、京都六角・鎌倉店で毎日完売する1日5本限定の梅酒。梅マイスターが450種類の原酒の中から選りすぐりの1種類をセレクトして仕立てた。