イカロス出版は、全国の通勤電車をテーマにした書籍『まちの電車大百科 中央線グリーン車登場版』(B5判80ページ、1,760円)を発売した。2019年に天夢人から刊行された『まちの電車大百科』をベースに、中央線快速グリーン車の登場などを反映し、大幅にアップデートした。

  • 中央線のグリーン車や東武鉄道80000系、近鉄8A系など、最新の情報や写真を掲載した

こども向け「イカロスのりものKidsシリーズ」の1冊として刊行された同書は、こどもたちにとって身近な「通勤電車」に焦点を当て、北海道から九州まで、JR各社、大手私鉄、JR線を承継した第三セクター鉄道の車両を幅広く紹介している。

「東京の主役 山手線」「大阪を結ぶ 大阪環状線」「北海道の通勤電車」など、地域ごとに通勤電車を紹介する構成で、各地域の代表的な通勤電車をカラフルな写真とともに解説する。

  • 京成電鉄のページでは、4月1日に合併した旧新京成電鉄の車両も掲載

  • 『まちの電車大百科 中央線グリーン車登場版』表紙

表紙と中央線快速の項目には、グリーン車を連結した中央線通勤車両の最新の写真を掲載。鶴見線に導入されたE131系、東武鉄道80000系、京成電鉄3200形、近畿日本鉄道8A系、阪急電鉄2000系・2300系といった注目の新型車両も新たに収録した。