JR東日本は16日、夏の期間(2025年7~9月)に運転する臨時列車について発表した。8月に運転する臨時列車の特急「新宿わかしお」「わかしお」の一部で、すでに定期運行を終えている255系9両編成を使用して運転予定となった。
255系は1993年に登場し、房総方面の特急列車で活躍してきた車両。2024年3月のダイヤ改正まで、おもに総武本線経由の特急「しおさい」で使用された。定期列車での運用がなくなった後も、新宿駅から房総方面へ向かう臨時列車の特急「新宿わかしお」「新宿さざなみ」などで、一部の運転日に255系を使用することがあったという。
今夏、お盆期間の8月9・10・11・16・17日に運転する下り「新宿わかしお1号」(新宿駅7時22分発・安房鴨川駅9時36分着)と上り「新宿わかしお2号」(安房鴨川駅16時17分発・新宿駅18時23分着)、8月9・10・11日に運転する下り「わかしお89号」(東京駅13時0分発・安房鴨川駅15時8分着)で255系9両編成を使用する予定となった。各列車とも全車指定席とされている。