元プロボクサーでタレントの具志堅用高氏が11日、YouTubeチャンネル『具志堅用高のネクストチャレンジ』で公開された動画「【井岡一翔VSマルティネス】激闘のタイトルマッチを解説/井岡のタフさに具志堅も驚愕」に出演。井岡一翔のフェルナンド・マルティネス戦で悔やまれる、“あること”について持論を述べた。
井岡一翔のフェルナンド・マルティネス戦を解説
同戦について意見を求められた具志堅氏は「10ラウンドまでどうなるかなと思って」「なんて言うのかな、精神力っていうかな。すごい根性だね、井岡は。倒れないもん。やっぱり打たれ強いですよね」と、井岡の精神力を称賛。しかし、その一方で「だけど、倒した後がね。チャンスがまだあったような気がしたんだけど」と、10Rでダウンを奪ったシーンに言及することに。
さらに、具志堅氏は「あれを、やっぱりいけなかったのかなと思うんだけど」と悔やみながら、「ボディも持ってたけど少なすぎるな。もっと打てなかったのかなって感じたけど」「上を狙ったら怖いもん、逆に。徹底して下を狙っていけば良かったのに」と解説。続けて、「ダウン取った後がね、もっと攻めればチャンスはあったんだけど、その前にやっぱり体にもらってるダメージがあるから、やっぱりいけないんだろうな、もう」とも推察していた。
【編集部MEMO】
5月11日、東京の大田区総合体育館で開催された、ボクシングWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ。王者のフェルナンド・マルティネスと、前王者の井岡一翔が対戦し、12回判定の末にマルティネスが勝利。防衛を果たす結果となった。