フジ・メディア・ホールディングス各社が参加するキャンペーン『楽しくアクション! SDGs』のスペシャルサポーターに、ボーカル&手話パフォーマンスユニットのHANDSIGNと足立梨花が就任することが発表された。

  • HANDSIGN(左)と足立梨花

同キャンペーンは、22年からお笑いコンビ・EXITがアンバサダーを務め、若年層への訴求力を発揮してきたが、日本で初めて「東京2025デフリンピック」が開催される25年度のスペシャルサポーターとして、HANDSIGNと足立を起用。HANDSIGNのTATSUと足立は、夫婦そろって務めることになる。

HANDSIGNは、手話と音楽を融合させたパフォーマンスで、“聞こえる世界と聞こえない世界をつなぐ”活動を展開してきた。俳優・タレントとして幅広い層から支持を集める足立梨花も、これまでSDGsの普及活動に積極的に関わっており、その発信力と親和性が期待されている。

HANDSIGNのTATSUは「近年、SDGsという言葉を目にする機会が増えた方も多いと思います。でも実際、SDGsってどんなことをしていけばいいのか?その“How to”を、僕たちは自分たちの活動を通じて、より多くの人に伝え続けていきたい。それこそが僕らにとってのSDGsなんじゃないかなと思っています」とコメント。“だれひとり取り残さない”というのがSDGsのいちばんのテーマ。だからこそ、やらない・できない・わからない、と感じている人も、優しく包み込むように伝えていくことが大切なんじゃないかと、僕は思っています。固くなりすぎず、自分に無理のない持続可能なキャパで、これからもずっと伝え続けていきたいです」とコメント。

足立は「改めて“SDGsってなんだ?”と調べてみると、遠い世界の話に聞こえていたものが身近に感じられました。これもSDGsのひとつなんだ!これやってる!など、知らず知らずにやっていることもあって、そうやって“新たな発見を<楽しく>、みなさんと<一緒に学んで>実行していく”。そんな未来になるといいなと思いながら、活動していきたいです!楽しく!みんなでアクションしていきましょう!」と語っている。

【編集部MEMO】
足立梨花は、初舞台で耳が聞こえない主人公を、手話を使って好演。2017年にHANDSIGNのMV「僕が君の耳になる」に出演するなど、聴覚障害者支援に積極的に取り組んでいる。23年には、HANDSIGNのTATSUと結婚した。