お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが9日、YouTubeチャンネル『SHELLYのお風呂場』にゲスト出演。番組スタッフに「みんな座って!」と呼びかけている理由を語った。

  • 千原ジュニア

“眠そうな共演者”からの気づき「あ! そうやったんかも」

昨年9月に、自身のYouTubeチャンネルで、生理痛体験の様子を公開した千原。生理を特集した番組に出演したことをきっかけに、「やってみたい」と思ったそうで、「どれくらいしんどいかわからへんから」と心境を吐露。SHELLYは、「動画の中でジュニアさんがおっしゃってた言葉たちが、芯を食い過ぎてる」と振り返り、「こんなにつらいんだ、痛いんだ、女の子にやさしくしなきゃ! じゃなくて。すごいリアルに、“普段自分が関わってる女性芸人は、これを耐えながら笑顔でボケてるってこと?”っておっしゃってて」と感激した様子で話した。

千原は、番組や生理痛体験を通し、「眠気が来る人もいるんやろ? 今思えば、VTRを観る番組で、この子寝てんな~とか思ってたけど、あ! そうやったんかもって」「映画観てて、1時間45分ぐらいで、おい! どこ行くねん! って思ってたけど。俺は勝手に尿意ぐらいかと思ってたけど、シートが汚れるとかそういうことも……」など、学んだことが多かった様子。「つらい中でも、誰にも今生理中だってわからないように生きてるっていうことを、あの短時間で気づけた」と称賛したSHELLYは、「その想像力がすごい」と感心しきりだった。

また、テレビ収録について、「演者はみんな座ってる。テレビ局の悪しき風習で、スタッフはみんな立ってる」とぼやいた千原。「座ってええやん。座って楽しくワーッて声出して笑ってくれるほうが、こっちのパフォーマンスも上がる」としつつ、「上が立ってるからなのか。プロデューサーが座ってて全員立ってるとか、どういう風習やねん!」と厳しく指摘。あるとき、新人の女性スタッフが倒れたこともあったそうで、「多分そっち(生理)もあったんちゃうかな? だから、俺がやってる番組は、みんな座って! って言ってる」と打ち明けた。

「俺らはこれからが本番やけど、セッティングし終わってるんやから。(スタッフの)本番は終わってるわけやから。もう寝てたってええねん」と続ける千原に、SHELLYも、「芸能界もそうですけど、ベテランになってきた方々がどんどん声を上げていかないと」と共感。千原は、「コンビニの店員さんでも、デパートの店員さんでも、全員座ってていい。若い女の子は、いろんなコンディションあるときあるのに。座ってたらええねん」と主張しながら、最後は、「俺が行ってる立ち食いそば屋なんて、中のおっさん座ってるで!」と笑わせていた。

コメント欄には、「具体的な気づきを得てるのすごい」「ジュニアさんの言葉が優しくて涙が出ました」「こんな素敵な方だったんだ…感激しました…!」「ジュニアさんの好感度が上がりました」「素晴らしすぎます!」など、称賛の声が多数寄せられている。

【編集部MEMO】
SHELLYは、2020年12月に公式YouTubeチャンネル『SHELLYのお風呂場』を開設。「性教育YouTubeチャンネル」として始動し、最近ではアンミカ、村上佳菜子、バービー、青木マッチョ、ぼる塾などゲストを招いてのトーク企画も好評。チャンネル登録者数は42万人、総再生数は7,000万回を超えている。