――ご自身が相手を困らせてしまう「困ったさん」だと自覚する部分はありますか?
村重:私はお酒を飲むのがすごい好きで、つい最近、1人で行きつけの居酒屋で店員さんと話しながら飲んでたんですけど、仕事について熱くなっちゃって、24時ぐらいにマネージャーさんに電話して来てもらったんですよ。それで語り合って、解散したのが3時半。私、その間ずっと仕事の話を熱くしてたみたいで、なんかその後マネージャーさんに会ったら「あの日、金八先生だったよ」って言われて、めっちゃ恥ずいなって(笑)。でも、これを後輩とかにしてたら、めっちゃ嫌な「困ったさん」になってるなと思いました。
高橋:私は今までバラエティでは、どちらかというと、いろんな芸人さんとかにイジられてきたんですけど、気づけばもう43歳で、こういう仕事場ではお局っぽくなっていて。わりと天真爛漫な自由な感じでロケとか収録をやってきたから、若い子と一緒にキャピキャピやってるつもりだったけれども、実は後輩に気をつかわせてるんじゃないかとか、この数年でたいぶ感じ始めた変化ですね。
村重:でも、真麻さんみたいな大人の女性になりたいなって思いました。
丸山:二刀流な方として見てました。気品があふれてるのに面白いって最高だよね。
村重:ユーモアもあって、しかも品のあるユーモア。私たちはどうしても下品なほうにいっちゃうので、憧れますね。
自分で自分を甘やかすきっかけに
――では最後に、番組の見どころをお願いします。
高橋:全12回の収録が終了したんですけど、まだまだいろんな悩みを持ってる方がいらっしゃると思いますので、また機会があればいいなと思いますし、この12回のうちに少しでも似たような悩みが解消できたらうれしいなと思います。
村重:この収録を通して「文句ちゃん」と「困ったさん」どっちにも出会ったんですけど、やっぱり「文句ちゃん」に必要なのははけ口だなと思ったので、こういうはけ口があるってすごい大きいなと思いました。それに、私たちが聞いて「文句ちゃん」がスカッとしてくれるならすごくうれしいなと思ったので、どんどんいろんな人に愚痴って愚痴って、お酒も飲んで、スイーツも食べてっていうふうに、自分で自分を甘やかすきっかけになったらいいなと思いました。
丸山:やっぱり怒ると甘いものを食べたくなるんだなって思ってきちゃって、すごいスイーツパラダイスみたいな番組だなと思いました(笑)。皆さんもぜひ見ながら甘いものを食べていただきたいです。