元大手航空会社にCAとして勤務後、2023年4月にグラビアデビューを果たした橘和奈。マイナビニュースでは昨年3月、彼女がデビュー1周年を迎えるタイミングでインタビューを実施し、当時の仕事や今後の展望について話を聞いた。今回のインタビューでは、2024年の活動を振り返りながら、今年実現したい夢についても教えてもらった。(前後編の前編)

  • 橘和奈

    橘和奈 撮影:佐藤容平

ファッション系の撮影で学んだこと

――昨年3月にインタビューをさせていただいてから、1年が経ちました。2024年はどんな年になりましたか?

2024年はグラビアのお仕事をさせていただきつつ、ファッション系の撮影にも挑戦させていただきました。あとは、地元福島の仕事が以前よりも増えて、福島に行く機会も多かったです。

――ヒステリックグラマーの特集、拝見しました。とてもカッコよかったです!

ありがとうございます! うれしいです。

橘和奈

――撮影はいかがでしたか?

過去に同じ特集に出ていた方たち全員のページに目を通して、撮影前にイメージを膨らませていたんですけど、実際に現場に行って、カメラマンさんの前に立つと、どうしても笑顔を作ってしまうんですよね。笑顔じゃないけど、暗くない感じで、クールに見せるのって結構難しい。かわいい感じというより、かっこいい感じの表情を求められますし、私自身を見せるのではなくて、お洋服を見せる必要があるので、グラビアの撮影とはまた違うなと。でも、撮影していくうちに慣れてきて、表情のバリエーションが増えたように思います。

『週刊ポスト』のグラビアでは大人な表現

――昨年はグラビアのお仕事のほうも、どちらかというと、しっとりした雰囲気のものが多かった印象があります。

確かにそうかもしれません。『週刊ポスト』のグラビアは特にしっとり系だったと思うんですけど、ファンの方も喜んでくれて。「今までにない大人な感じで良かった」と言ってもらえたので、すごくうれしかったですね。ただ、私自身はフレッシュなほうが好きなので、そこの塩梅をどうするかを現場で考えながら臨んでいました。

橘和奈

――雑誌の読者層が変わると、求められるものも違ってくる。

そうなんですよね。『週刊ポスト』だったら、かわいいポージングじゃなくて、クールでセクシーなポージングを多めにするように意識しました。

――ヒステリックグラマーの撮影しかり、橘さんは勉強熱心で素晴らしいなと思っていて。大人な表現のグラビアに臨む上でも、何か準備していることがあれば、教えていただきたいです。

普段からグラビアは結構見ているのですが、例えば、『週刊ポスト』に出ることが決まったら、そのバックナンバーを改めて見返すようにしています。ピンクというよりは、薄紫や黒の衣装の感じだなとイメージしたり、黒いストッキングをはいてるカットが多い気がしたので、脚のマッサージをより頑張ったり。誰かを参考にするというより、自分が出る雑誌を見て、勉強しています。

橘和奈

『ヤングドラゴンエイジ』の新しいグラビアに挑戦

――傾向を分析して、事前にしっかりとイメージを膨らませることを大切にされているんですね。インタビューでも大切なことだと思うので、私も改めて肝に銘じます。直近で予定されているグラビアのお仕事はございますか?

ちょうど明日撮影なんですけど、『ヤングドラゴンエイジ』に掲載させていただきます。カメラマンの河本悠貴さんはじめ、『サイゾー』のグラビア企画のときと同じチームで今回も撮影できるので、すごく楽しみです。

――『ヤングドラゴンエイジ』ですと、『サイゾー』の企画とはまた違ったグラビアになりそうですね。

『ヤングドラゴンエイジ』のグラビアはフレッシュでかわいらしいイメージなんですけど、その雰囲気を尊重しつつ、今までやってきたチームで新しいグラビアに挑戦できたらというお話をしていました。私は今年どうしても写真集を出したいと思っていて。『サイゾー』の企画が第1弾、第2弾と続いたように、今回のグラビアも第1弾、第2弾と続いていって、このチームで写真集につなげられたらなという思いがあります。

■プロフィール
橘和奈(たちばな あいな)
1999年2月22日生まれ。福島県出身。2023年4月に芸能界デビュー し、『FRIDAY』4/21・28合併号(講談社)に初グラビアが掲載。その後も、『週刊ビックコミックスピリッツ』(小学館)、『週刊FLASH』(光文社)、『グラビア ザテレビジョン』(KADOKAWA)などの雑誌に立て続けに登場した。「HAMADOORI13」のPRリーダー、メタバースプロジェクト『元素騎士』公式アンバサダーも務める。Xアカウント(@_aina222)、Instagramアカウント(@a_i_n_a_222)。