『M-1グランプリ2024』で準優勝し、4月から拠点を大阪から東京に移したお笑いコンビ・バッテリィズ(エース、寺家)にインタビュー。準優勝後の変化や東京進出で期待していることなど話を聞いた。
エースのおバカ発言に寺家が的確なツッコミを入れる漫才で笑いを生み出すバッテリィズ。高校生漫才の頂点を決める「ハイスクールマンザイ2025~H-1甲子園~」の応援アンバサダーにエバースとともに就任し、寺家は「何か熱中できるのはすごくいいことなので、それを伝えられるのはうれしい」と喜び、エースも「アンバサダーというだけでうれしい。(アンバサダーが)何かわかってないですけど、いいことだというのはわかります」とご満悦の様子だった。
昨年12月に『M-1』で準優勝し、知名度が急上昇。「すべて変わりました」と2人は口をそろえる。
エースは「一番は声のかけられ方です。毎日どこに行っても声をかけてもらって、めっちゃうれしいです」と反響を喜び、寺家はそれに加えて「仕事の種類」の変化を挙げ、「今までは劇場ばかりだったので、こんなにいろんな仕事があるんだと。いろんな種類の仕事ができるというのが一番大きな変化です」と語る。
うれしかった仕事を尋ねると、寺家は「全部うれしいですが、『スカパー! プロ野球アンバサダー』は特にうれしかったです」と回答。エースは「僕はさんま師匠に会えたことです」と、準優勝直後に『踊る!さんま御殿!!』で明石家さんまと対面するという夢を果たしたことを挙げ、「『さんまのまんま』にも出たい」と言うと、寺家も「『まんま』は僕も出たい」と話した。
仕事が大幅に増え、生活も大きく変化。多忙な日々を送るが2人とも楽しんでいる。
エースは「仕事は3~4倍ぐらいになりました。以前は毎日山盛り寝ていて、10時間ぐらい寝ていたんですけど、平均睡眠時間が5時間に。忙しくなりましたが、人と会うのが好きなので、全く苦じゃないです」と述べ、寺家も「全部劇場の仕事だったらしんどかったかもしれないですけど、いろんな仕事があるので楽しいです」と語る。
東京進出を最終的に決めたのは昨年の『M-1』で決勝初進出が決まったタイミングとのことだが、結成当時に2人の間で話していたという。
エースが「コンビを組んだときから決勝に行ったら東京に行こうと言っていました。全国に見てもらえたら売れるという自信があったので、東京に行くと決めていました」と明かすと、寺家も「コンビを組んだときに言っていて、そこからその話をしてなかったので忘れていましたが、確かに言っていたなと思い出して。迷いはなかったです」と話した。