――知保の方と家基は親子そろって親指の爪を噛む癖があり、爪を噛むときの表情もインパクトがありました。
怖いですよね(笑)。彼女の癖が息子にうつって、その癖を知っていた人が手袋に毒を盛ったのではないかと、そこにつながって。
――『べらぼう』への出演はご自身にとってどんな経験になっていますか?
大河ドラマはすごく緊張しますが、いい緊張感の中でお芝居ができるというのは勉強になりますし、1カット1カット時間をかけて作り上げる現場に来られるのはありがたいです。私は完全に幕府側の人間で、流星くんと1回も会ってないですし、『べらぼう』感はあまりないですが、お知保という役を楽しませてもらっています。
――ここまで感情を爆発させるというのは今までにない挑戦でしたか?
そうですね。猟奇的な感じでここまで感情を爆発させる役はなかったと思います。暴れまくってぶつけたところが実際に赤く腫れるぐらい爆発させていて、それは新しい経験でしたし、ここまでやっていいんだという学びありました。
――第15回で大きな見せ場がありましたが、今後また暴れるシーンはありますか?
もう1回ギャーギャー騒いで暴れるシーンがあるので、そこも楽しんでいただけたらうれしいです。
■高梨臨
1988年12月17日生まれ、千葉県出身。2005年に芸能活動を開始し、2007年に女優デビュー。2014年放送のNHK連続テレビ小説『花子とアン』に出演し、話題となる。その後、日本テレビ『恋がヘタでも生きてます』(17)、NHK大河ドラマ『西郷どん』(18)、フジテレビ『PICU 小児集中治療室』(22)、TBS『VIVANT』(23)など数々のドラマに出演。主演映画『ライク・サムワン・イン・ラブ』(12)が第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にノミネート。2024年はテレビ東京『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』や日英合作映画『コットンテール』などに出演。
1988年12月17日生まれ、千葉県出身。2005年に芸能活動を開始し、2007年に女優デビュー。2014年放送のNHK連続テレビ小説『花子とアン』に出演し、話題となる。その後、日本テレビ『恋がヘタでも生きてます』(17)、NHK大河ドラマ『西郷どん』(18)、フジテレビ『PICU 小児集中治療室』(22)、TBS『VIVANT』(23)など数々のドラマに出演。主演映画『ライク・サムワン・イン・ラブ』(12)が第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にノミネート。2024年はテレビ東京『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』や日英合作映画『コットンテール』などに出演。