新年度が始まり、気合いもみなぎる4月……のはずが、新生活と花粉がいっしょくたに押し寄せる季節だけに、「なんかダルい」「テンションが上がらない」「花粉症つらい」と、5月を待たずして早くも低空飛行モードに突入している人も多いのでは? 今回マイナビニュース編集部では、この時期ならではの“モヤモヤ不調”についてアンケートを実施。気圧のせい? 環境のせい? それとも……? みんなの“春のモヤりエピソード”をご紹介します。
■ずっと眠い。やる気も出ない。
やわらかな日差しにつられて眠気に襲われ、「やる気スイッチが行方不明」という声が多数。寒すぎず暑すぎず、まどろみのなかに漂いたくなる季節です。
●「1日中眠いし、寝ても寝ても疲れはとれない。ずっと集中できない」(44歳・女性/広告・出版・印刷)
●「毎日毎日常に眠いときがある」(47歳・男性/その他電気・電子関連)
●「朝起きた時、目が開かない」(29歳・男性/その他)
●「朝起きられない。布団から出られない」(47歳・男性/その他)
春は自律神経が乱れやすく、心も体も“春休み”に入りたくなってしまうもの。「ちゃんと休む」ことこそ、心身のリズムを取り戻す第一歩なのかもしれません。
■情緒がブレる春、心のコンディション迷子
春の陽気に誘われてウキウキ……とはならず、なぜか気分が沈んだり、他人の言動にメンタルが敏感になったりすることも。
●「花粉症だけでなく、なぜか涙が出てくる」(48歳・男性/ソフトウェア・情報処理)
●「会社内でイライラして、布団から出られず、外出もできないくらい気分が落ち込みました」(41歳・男性/その他)
●「いろいろある気持ちの不安定感」(41歳・男性/海運・鉄道・空輸・陸運)
●「家族や友人の、いつもは気にならない些細な言動が気になってしまった時。季節の変わり目で夜中に何度も目が覚めたり…」(45歳・男性/ソフトウェア・情報処理)
気候や環境の変化、人間関係のリセットなどが一気に重なり、気分が揺らぎやすくなるのもこの季節の特徴。「なんだかずっとモヤモヤする」という人も少なくありませんでした。
■寒暖差アタックに心も体もグロッキー
「三寒四温」と言われるように、気温の上下が激しい時期。日替わりの寒暖差に体調をやられる人も続出。
●「朝起きると鼻が詰まっていて息がしづらい。治るまで結構な時間がかかる」(37歳・男性/食品)
●「体が常にだるく、休日起きられない」(26歳・男性/その他)
●「体がだるく、仕事に行きたくない気持ちになる」(48歳・女性/その他)
●「気温の変化で体調を崩しやすくなっている」(43歳・男性/その他)
寒暖差に加え、花粉や乾燥など、さまざまな“見えない敵”が攻めてくる季節特有のダルさ、身に覚えのある人は多いのではないでしょうか。
■その“春ダル”どう乗り切る? みんなのセルフケア事情
それでは、そうした“春の不調”にどう対処しているのでしょうか? 不調を感じつつも、自分なりの方法で気分転換している人が多数。
●「趣味に没頭する」(39歳・男性/建設・土木)
●「マスクをして眠る。乾燥も寒さも防ぐことができ、鼻詰まりを解消できる」(37歳・男性/食品)
●「漢方薬を飲んだり、ジムに行って体を動かした」(44歳・女性/広告・出版・印刷)
●「少し良いものを食べる」(29歳・男性/その他)
共通しているのは、「無理せず、自分の機嫌をとる」という姿勢。頑張りすぎず“ちょっとだけ自分を甘やかす”姿勢が、この季節のベストアンサーなのかも。
■まとめ:春って、ちょっとめんどくさい季節です
今回のアンケートでは、「眠すぎる」「やる気が出ない」「情緒が迷子」「体調がぐずぐず」といった春ならではの不調を抱えながらも、多くの人が自分なりの方法で気分転換したり、心と体にやさしく向き合っていることがわかりました。気温も気分もジェットコースターなこの季節だからこそ、「今日はもう、だらだらしてOK」と自分に許可を出すことも大切。
“なんとなくダルい春”、ゆる~く乗りこなしていきましょう。
調査時期: 2025年4月3日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 500人
調査方法: インターネットログイン式アンケート