鹿児島県の西部、日本三大砂丘の一つ「吹上浜(ふきあげはま)」最北端に位置するいちき串木野市(いちきくしきのし)は、近代日本の礎を築いた薩摩スチューデント旅立ちの地、羽島地区の「薩摩藩英国留学生記念館」、徐福伝説の「冠岳(かんむりだけ)」、そして日本遺産に認定された「串木野麓(ふもと)」など、多くの貴重な歴史的文化遺産が点在しているまち。

東シナ海と山々に囲まれた地形や温暖な気候など豊かな自然に囲まれており、基幹産業であるマグロの遠洋漁業や、約200年前に宿場町として栄えた市来湊(みなと)など、港町として栄えた背景があります。

今回紹介するのは、そんないちき串木野市で開催される「市制施行20周年記念 第65回串木野浜競馬大会」。全国でも珍しい、海岸線を走る浜競馬を間近に体感できる貴重なイベントです。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になったイベントとふるさと納税返礼品を紹介していきます。

今回は「市制施行20周年記念 第65回串木野浜競馬大会」の詳細、人気の返礼品などについて調べてみました!

迫力満点! いちき串木野市のイベント「市制施行20周年記念 第65回串木野浜競馬大会」について

・イベント名:市制施行20周年記念 第65回串木野浜競馬大会
・開催日時:令和7年4月27日(日) 9:30~15:00
・開催場所:いちき串木野市照島海岸
・駐車場:会場周辺およびいちき串木野市多目的グランド(いちき串木野市生福5351)
・アクセス:多目的グランド、いちきアクアホール、JR串木野駅からシャトルバス運行(約10分)
※公共交通機関の最新の運行情報・運休情報につきましては、各社のホームページ等をご確認ください。

全国でも珍しい、海岸線を走る浜競馬を間近に体感できる「串木野浜競馬大会」は、今年で65回の開催を迎えます。

昭和33年の当時、まだ馬が輸送機関の主力をなしていた頃から地元の荷馬車組合が花見の余興で始め、春の風物詩として定着しているのだそう。

日本三大砂丘の一つ、吹上砂丘の照島海岸約1,500mを利用して行われ、午前中に予選レース、午後から決勝レースが実施されます。

種類別に約50頭の馬が出場し、かわいらしいポニーのほのぼのとしたレースをはじめ、体重1t近くにもなる農耕馬の迫力あるレース、かつては競馬場を走っていたサラブレッドの華麗なレースなど、さまざまなレースを楽しむことができます。

青い空と海をバックに白い砂浜を勇壮に駆け抜ける競走馬は、迫力満点! 貴重な本イベントは、県内外から多くの来場者が訪れるのだとか。

自治体からのメッセージ


大会当日は、地元物産展も開催され、人気の浜競馬ご当地銘菓「ばふ~ん饅頭」が限定販売されます。また、小中学生時に串木野浜競馬大会でジョッキーを経験した後、プロのジョッキーとしてJRAや海外で活躍している方々もいます。

いちき串木野市のふるさと納税返礼品について

遠洋まぐろ延縄漁船の船籍数が日本屈指のまぐろのまち・いちき串木野市自慢のまぐろを2種類の丼で味わえるコラボセット、吹上浜沖でちりめんの漁獲から加工まで自社で行っている大久保水産のちりめんじゃこをスープに使用したラーメンを紹介します。どちらも新しく登録された返礼品です。

まぐろ漬け丼&唐辛丼の素コラボセット

・提供事業者:まぐろの館
・鹿児島県いちき串木野市八房3141-1
・内容量:漬け丼 100g×4P、唐辛丼 120g×4P
・寄附金額:1万6,000円

まぐろ船の乗組員が好んで食べていた、漁師に伝わるまぐろ漬け丼そのままの味付けを楽しめる「まぐろ漬け丼の素」は、鮮度の良い天然まぐろの切り身に、鹿児島醤油ベースの少し甘味のある特製タレに漬け込んでいます。「まぐろ唐辛丼の素」は、「令和6年度鹿児島県漁業振興大会 第58回水産物品評会」で、「鹿児島県知事賞」を受賞。あとを引くおいしさがたまらない逸品。

ちりめん旨だししおラーメン

・提供事業者:大久保水産
・鹿児島県いちき串木野市湊町2700-6
・内容量:10食
・寄附金額:1万1,000円

大久保水産の持ち船「幸栄丸」で漁獲し、自社で天日干しした「ちりめんじゃこ」を使用。こだわりの特製スープが自慢のオリジナル塩ラーメンです。


今回は鹿児島県いちき串木野市のイベント「市制施行20周年記念 第65回串木野浜競馬大会」と、人気の返礼品を紹介しました。海岸線を走る浜競馬を間近に体感できる珍しいイベントは、ポニーや農耕馬、サラブレッドなどのさまざまな馬のレースを楽しめるのが魅力です。当日は、串木野浜競馬名物「ばふ~ん饅頭」の販売もあるのだとか! 気になった人は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。