BSデジタルのBS12 トゥエルビは、8月3日に『2025 FIM世界耐久選手権"コカ・コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会』(11:00~21:00※延長の場合あり)を生中継する。

  • 2024年大会の様子 (C)鈴鹿サーキット

夏の風物詩として毎年夏に三重県の鈴鹿サーキットで開催される「鈴鹿8時間耐久ロードレース」(鈴鹿8耐)。日本国内で開催されるモーターレースとしてはF1の日本GPと並び、最大規模のイベントで、毎年多くのファンが会場に駆けつける注目のレースだ。BS12 トゥエルビでは、今年も同レースの模様を鈴鹿サーキットから完全生中継する。

現時点ではエントリーリストこそ発表されていないものの、見どころが目白押し。まずは各メーカーの動向だが、地元メーカーのHondaは、ワークス体制での勝利を至上命題とする。MotoGPライダーの電撃参戦は実現するのか、それとも次世代を担う若手のライダーを起用するのか。近年、安定した強さを見せるYAMAHAは、ファクトリーチームに加えて実力のあるプライベートチームの存在も無視できない。熟成されたYZF-R1を武器に、盤石の体制で臨む。着実に戦闘力を高めているKawasakiは、ZX-10RRのポテンシャルが高く、トップライダーの起用によっては優勝争いの可能性も。Suzukiも虎視眈々と優勝を狙っており、今年はどのような戦略で臨むのか動向が気になるところだ。

【編集部MEMO】

鈴鹿8時間耐久ロードレース(通称8耐)は、FIM世界耐久選手権の1戦として毎年夏に鈴鹿サーキットで開催されるロードレース。第46回を数える今年はFIM世界耐久選手権の第3戦となる。1978年に初めて開催され、1980年代から人気のモータースポーツに。日本国内で開催されるモータースポーツとしては、規模としてF1の日本GPに比肩する最大級のイベント。昨年優勝した高橋巧が優勝回数6回と大会最多を誇る。メーカーでは1972年の第2回で初優勝して以来、30回優勝したHondaが最多。