10日にスタートするドラマ『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』(カンテレ 毎週木曜24:15~/フジテレビ 同26:15~ ※FOD配信)の完成発表トークイベントが5日、都内で行われ、乃木坂46の五百城茉央、flumpoolの山村隆太、武田梨奈、樋口幸平、ONE N’ONLYの山下永玖、濱正悟が登壇した。
山村隆太、五百城茉央に年齢詐称疑う
同ドラマは、偏差値78超の天才高校生・仲野茜(五百城)が、ある殺人事件の犯人と思われる青年・黒川悠(山村)と出会い、学校で小さな事件を起こしたことをきっかけに、やがて日本を震撼させる連続殺人事件に発展してしまうミステリーエンタテインメント。
今作が地上波ドラマ初出演にして主演を果たした五百城。「テレビドラマは小さい頃から生きがいの1つで今でもドラマを見るために頑張ろうと思っています。聞いた時は純粋にうれしかったんですが、初主演ということで不安でいっぱいでした」と正直な胸の内を吐露するも、「脚本を読んでやりがいのある役だと思ったので精いっぱい頑張らせていただきました」とやり切った様子だった。
偏差値78超の天才高校生という役柄について、「茜は頭も良くていろんな人からうらやましがられますが、自身の心の中は空っぽ。感情に動かされない日々の中で殺人事件が起きて黒川という人物に出会って心が動かされます。茜がその沼にハマるというお話ですが、つまらない人生を変えたい部分や人生を面白くしたいという気持ちは分かるし、1シーン1シーン考えながら演じました」と説明するも、「放送されるのがめっちゃ不安です(笑)」と本音も。
そんな五百城について、相手役の山村は「瞬発力や対応力がすごく、演技に対しての読解力が素晴らしいと思いました。どういう19年を生きたらこうなるのか。年齢誤魔化しているのかと(笑)。素晴らしい対応力だと思いましたね」と笑いを交えながら絶賛。山村と五百城は21歳の年の差もあるが、それをMCから言われた山村は「言わないでください(笑)」と苦笑いしつつ、「こっちが引っ張られていく形でしたね」と五百城に感謝しきりだった。
刑事役の経験が生きて詐欺電話撃退
“すべてを疑え”というメッセージが込められている同ドラマ。それにちなみ、「最近疑ったことは?」という質問に、1週間前に詐欺の電話がかかってきたという武田は「見覚えのない話を8分もしちゃって、ちょっとおかしい言葉でしゃべっていたので“何々警察に知り合いがいるのでちょっと電話して確認していいですか?”と吹っかけたら舌打ちされて切られました(笑)」と刑事役を演じた同ドラマの経験が生きたという。
また同じ質問に、山村は「僕が控室にいたら五百城さんが入ってきて、僕が居ないと思ったのか“死ぬぞ”と。“僕います”と言ったら“独り言です”と言ってました(笑)」と暴露。すると五百城は「言わないって言ったじゃないですか!」とお怒り気味ながら、「長丁場撮影していて、次の日の朝から生放送で初披露のダンスがあったんです。全然入っていなくて練習しなきゃヤバいってテンパってました。誰もいないと思って“ホンマに死ぬ!”とつぶやいたらいらっしゃって、本当にすみません」と改めて山村に謝罪する場面も。
そんな五百城に、山村は「寝る時間がない中でのドラマで茜は難解な役だから大変だと思いました。いつもニコニコしていたから大丈夫かなと思いましたが、そこに本音を漏らし、同じ人間で19歳の女の子なんだなと思いました」と理解を示していた。