視聴データを独自に取得・分析するREVISIOでは、テレビ画面に視線を向けていた人の割合がわかる「注目度」の週間番組ランキング(3月24日~30日)を発表した。

  • (左から)北村有起哉、橋本環奈、仲里依紗、麻生久美子

    (左から)北村有起哉、橋本環奈、仲里依紗、麻生久美子

「 これで終わり?」「よくわからなかった」

この週では、コア視聴層の上位にニュース番組が複数ランクインした。ミャンマーで発生した地震に関する報道などもあり、世の中の動きへの関心が高まったことがうかがえる。

一方、個人全体では、橋本環奈主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』が最終回を迎え、見事1位を獲得。ヒロイン・結が貫いた「ギャル魂」と、物語の軸の一つであった震災というテーマは、多くの視聴者の心に響いたようだ。

「朝見て元気に今日も生活していこうと思えた」「マイナス面も多かったですが、私は普通によかった」といった温かい声がSNSに寄せられる一方で、ラストの演出については「え? これで終わり?」「最終回よくわからなかった」など、少し分かりにくいと感じた視聴者からの様々な感想も見られた。

その最終回の前日に放送された『それいけ!朝ドラ名場面スペシャル』が個人全体2位に登場。歴代朝ドラ111作品の名場面や『おしん』の秘話、新作『あんぱん』の見どころ紹介など、新旧の朝ドラファンを喜ばせる充実の内容だった。こちらは4月5日にNHK BSで119分の拡大版が放送されるとのことで、ファンにとっては見逃せない放送となりそうだ。

  • コア視聴層ランキング

  • 個人全体ランキング

ひたむきな姿に多くの視聴者が心を打つ

個人全体64.5%で4位にランクインした『ポツンと一軒家3時間SP!』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。今回は熊本県と、番組初登場となる神奈川県を舞台にした3時間スペシャルで、ゲストは桐谷健太と長濱ねるだった。注目度64.5%という高い数字は、根強いファン層の支持と、特別編ならではの期待感の表れといえるだろう。

熊本県では、90歳近い女性が暮らしていたという山奥の一軒家を目指したが、残念ながらすでに住人はおらず空き家に。しかし、地元の方から別のポツンと一軒家の情報を得て、捜索を再開するという思わぬ展開が待っていた。

番組初登場となる神奈川県では、山中に見えたグレーの屋根の建物を目指すと、そこは夫婦で「山地酪農」を営む牧場だった。広大な放牧地で牛を自由に育て、稲作で出る稲わらを飼料として活用するなど、自然との共生を大切にした暮らしぶりが印象的に描かれていた。「野山とともに育てていく」という妻の想いと、米作りや家事で支える夫。そのひたむきな姿が、多くの視聴者の心を打った。

SNSでは「人としての本当の豊かさとは、と考えさせられる素晴らしいご夫婦」といった声が寄せられ、放送後にこの牧場の牛乳を早速注文する視聴者も。視聴質の高さが際立つ、印象深い放送回となった。