成城石井は4月4日~28日、「成城石井 めん博 2025」を成城石井218店舗全店で開催する。(店舗により取り扱い商品が一部異なる)

  • 成城石井 めん博 2025

麺料理を通じて、世界各国の食文化を自宅で楽しむ

  • 成城石井 めん博 2025

今年の春は、日本では20年ぶり・大阪では55年ぶりとなる世界的な祭典が開催され、多くの国からたくさんの人やモノが集まり、人々の世界各地への関心がより一層高まることが予想される。同社は「世界の食文化をお届けしたい」という想いのもと、各国で親しまれている「麺料理」に着目。麺料理は、それぞれの地域の特色や文化に合わせて独自の進化を遂げ、その数は数百あるとも言われている。中華麺やパスタといった麺の種類をはじめ、スープの旨みを堪能するものから麺そのものの食感やタレ・具材との濃厚な絡みを楽しむものまで、様々なメニューが存在している。

そこで今回、世界中で親しまれている麺料理の中から、世界8か国・15品の自家製の麺料理を一挙にラインナップするフェアを開催する。同フェアでは、麺料理の楽しみ方の1つの提案として、対象となる全15品の麺料理を「スープの旨みを堪能する"汁あり"」と「タレや具材との絡みを楽しむ"汁なし"」に分けて展開する。汁あり派も汁なし派も、その日の気分や好みに合わせて世界各国の味を"選ぶ"楽しみを提案する。

  • 成城石井 めん博 2025

バリエーション豊かな麺料理全15品がラインナップ

同フェアで提案する麺料理は、全て自家製商品の製造拠点である「成城石井セントラルキッチン」で製造している。セントラルキッチンでは、一流ホテルや有名レストランなどで経験を積んだプロの料理人が中心となって商品を企画・開発・製造している。今回は11品もの新商品を開発。麺料理の味わいのポイントとなるスープやタレには、各国の麺料理に使われている調味料や食材を取り入れながらも、日本人のお客様の口に合うような味わいを追求している。"汁あり"は、旨みやコクが凝縮したスープに、麺と具材が組み合わさったおいしさを楽しめることが魅力。一方で"汁なし"は、タレや具材が麺としっかりと絡んだ濃厚な味わいが楽しめる。

麺は、セントラルキッチンで粉から作り上げる自家製の中華麺を活用するほか、韓国で人気のつるつる・もちもち食感が特長の極太春雨「タンミョン」や、イタリア・シチリア地方が発祥で、中心に穴が開いた太めのロングパスタ「ブカティーニ」といった、成城石井ではこれまで扱ったことのない種類の麺も取り入れている。

「汁あり」は新商品3品含む計7品

"汁あり"は新商品3品に加え、既存の人気商品4品を加えた計7品をラインナップ。旨みやコクをスープにぎゅっと閉じ込め、最後の一滴まで飲み干したくなる味わいに仕上げた。

  • 成城石井自家製「旨辛ユッケジャンスープで食べる極太韓国春雨(タンミョン)」(755円)

「旨辛ユッケジャンスープで食べる極太韓国春雨(タンミョン)」(755円)は、コシが強くもちっとした食感で、平たくて太い形状が特長の韓国春雨「タンミョン」を使用。麺が太く味わいが絡みづらいため、しっかりとした味わいのユッケジャンスープと組み合わせた。スープは、鶏ガラスープをベースに、醤油、ラード、ニンニク、コチュジャン、唐辛子などで旨辛な味わいに。トッピングの牛肉は煮込んだ後にコチュジャンで味付けし、食欲をそそる味わいに仕上げている。その他にも、豆もやし、ニラ、ゼンマイ、長ねぎをトッピングした。

  • 成城石井自家製「ホロホロ煮込んだ香港風牛肉麺」(755円)

「ホロホロ煮込んだ香港風牛肉麺」(755円)は、濃厚な牛肉スープにスパイスが利いたコクのある味わいの麺料理を、香港の味わいをベースに成城石井風にアレンジした。トッピングの牛肉は、紹興酒、醤油、長ねぎ、ニンニク、ショウガ、五香粉を用いて、ホロホロとした食感になるまで約2時間煮込んでいる。五香粉は、スパイス感のある仕上がりにしつつも、日本人の口に合うようなバランスを見極め、量を調整している。しっかりとした味付けの牛肉に合わせて、スープはあえてあっさり目に。醤油ベースにガラスープ、ニンニク、生姜、あごだしなどですっきりとした味わいに仕上げた。麺は自家製の中華麺の中から、伸びにくく、のど越しの良い太さのものを選んで使用している。

  • 成城石井自家製「ピリ辛スープのブンボーフエ(ベトナム風牛肉麺)」(647円)

「ピリ辛スープのブンボーフエ(ベトナム風牛肉麺)」(647円)は、ベトナム中部の都市「フエ」で生まれたとされる麺料理「ブンボーフエ」が楽しめる商品。「ブン」はフォーと並んでベトナム人の主食となっているお米の麺で、断面が丸く、つるっとしたのど越しとシンプルな味わいが特長。スープは、ラー油を使用してほどよくピリ辛に仕上げつつ、レモングラスやパクチー、八角で香りづけしている。本場ではシンプルな味付けだが、この商品は香辛料を入れることでコクを出し、最後まで飽きずに食べられる味わいを目指した。トッピングの牛すね肉は、白ワインで3時間煮込み柔らかくとろけるような口当たりに。その他にも、味付けしたもやし、アーリーレッド、レモン、わけぎ、人参、香菜をトッピングして食べ応えのある一品に仕上げている。

「汁なし」は8品全てが新商品

"汁なし"は、計8品の新商品をラインナップ。麺とタレがしっかり絡んだ濃厚な味わいで、具材との一体感も楽しめる。スープがない分、タレや油、調味料が麺にしっかりと絡み、一口ごとに広がる力強い味わいが魅力。

  • 成城石井自家製「ミーゴレン(自家製麺使用)」(755円)

インドネシア風の焼きそば「ミーゴレン」(755円)は、ナンプラー、ダイストマト、シラチャーソースのほか、日本のたまり醤油に似た「中国醤油」を組み合わせて味のベースを作り、そこにセントラルキッチンでチリパウダーとクミンパウダーなどを配合した自家製の「サンバル(現地のチリソース)」を加えた。醤油ベースの甘辛い味わいの中にもスパイスが香る味わいに仕上げた。麺は、具材やタレが絡みやすい太さの自家製の中華麺を使用している。トッピングはもやし、ニラ、パプリカ、殻付海老、厚揚げ、目玉焼き、フライドオニオンをのせた。

  • 成城石井自家製「タイ風汁なしまぜそば(バミー・ヘーン)」(647円)

「バミー・ヘーン」(647円)は、タイの屋台等で提供されている汁なしのまぜそば。オイスターソースやナンプラー、シーユーダム(タイの醤油)をベースに、日本人に馴染みのあるたまり醤油で味を調整し、エスニック風味の甘辛いタレの中にもどこか親しみを感じる味わいに。麺はタレがよく絡むように自家製の中華麺の中でも中細麺を選んで使用している。トッピングに焼豚、ゆで玉子、レモン、パプリカ、わけぎ、香菜、ローストカシューナッツ、フライドガーリックをのせています。また、チリインオイルやすりつぶした干し海老、玉ねぎ、一味唐辛子などを用いて自家製の「サンバルブラチャン(辛味のあるチリペースト)」を作り、トッピングした。

  • 成城石井自家製「温めて食べる!甘辛肉味噌のジャージャー麺」(755円)

「温めて食べる!甘辛肉味噌のジャージャー麺」(755円)は、自家製のストレート麺に、コチュジャンを使用したピリ辛の特製タレと甘めの肉味噌を合わせた。肉味噌は甜麺醤をベースに、醤油や砂糖、生姜、ニンニク、豆板醤を用いてコク深く甘みのある味わいに。さらに椎茸や筍、長葱を加え、旨みや食感を楽しめるよう仕上げている。麺は、具材やタレが絡みやすい太さの自家製の中華麺を使用。また、小松菜、人参、豆もやし、ぜんまいの4種類の彩り豊かな自家製ナムルをのせることで、食感や味わいにアクセントを加えた。

  • 成城石井自家製「棒棒鶏麺(バンバンジーメン)」(647円)

「棒棒鶏(バンバンジー)」は、ゆでた鶏肉を細切りにし、胡麻ダレをかけた中国・四川地方の料理。今回は、冷たい麺料理「棒棒鶏麺(バンバンジーメン)」(647円)としてアレンジした。しっとりジューシーに仕上げた蒸し鶏をたっぷりとのせることで、見た目にもボリューム感を演出。さらに、豆もやし、人参、小松菜の3種類の自家製ナムルをトッピングし、彩りも鮮やかに仕上げた。麺は、自家製の中華麺の中でもコシを感じられるものを選んで使用している。

  • 成城石井自家製「九条葱と二種混合魚粉の台湾まぜそば(自家製麺使用)」(647円)

「九条葱と二種混合魚粉の台湾まぜそば(自家製麺使用)」(647円)は、肉味噌と醤油ベースのタレが味わいのベースとなっており、別添えの魚粉をお好みでかけて混ぜ合わせて食べる商品。肉味噌は、豆板醤と甜麺醤、生姜、ニンニクなどを合わせ、味噌の甘みの中にも辛味を感じられる濃厚な味わいに仕上げた。肉味噌と魚介の旨みとのバランスにこだわり、あごと鰹の2種類を混ぜた魚粉を選定。肉味噌と混ぜ合わせることで、旨みとコク、そして香りを存分に感じることができる。麺は、具材やタレが絡みやすい太さの自家製の中華麺を使用。ゆで玉子、人参ナムル、九条葱、ニラ、高菜の5種の具材と焼き海苔、糸唐辛子をトッピングした。

  • 成城石井自家製「春野菜と鳴門産わかめのおろし冷やし茶そば」(647円)

「春野菜と鳴門産わかめのおろし冷やし茶そば」(647円)は、鳴門産わかめ、筍、桜海老、菜の花といった旬の食材を贅沢にトッピングし、日本の春を感じることができる一品に仕上げた。味わいのポイントとなる自家製の特製ジュレは、上品な甘みと深いコクを持つあごだしを使用。さらに、成城石井オリジナルの和風だしと組み合わせることで、すっきりとした味わいながらも奥深い旨みを引き出した。さらに、大根おろしを加えることで、爽やかな後味とほどよいとろみが加わり、茶そばとの相性をより一層引き立てる。

  • 成城石井自家製「トリュフ香る 3種きのこのカルボナーラ(生パスタ使用)」(755円)

「トリュフ香る 3種きのこのカルボナーラ(生パスタ使用)」(755円)は、濃厚な味わいが特長のローマ発祥のパスタを成城石井風にアレンジした商品。カルボナーラソースには、生クリームのコクに加え、自社輸入のホワイトトリュフオイルを使用し、香り豊かに仕上げている。濃厚なソースとよく絡むように、イタリアの平打ちパスタ「タリアテッレ」を使用。生パスタのため、もちもちとした食感が楽しめる。トッピングの自家製ベーコン、ぶなしめじ、エリンギ、マッシュルームの3種きのこ、ブラックペッパー、卵黄ソースが一体となり、食べ応えのある一品。

  • 成城石井自家製「ルッコラとペコリーノロマーノのアマトリチャーナ」(647円)

「ルッコラとペコリーノロマーノのアマトリチャーナ」(647円)は、ベーコンと玉葱の甘味をベースとしたトマトソースにバルサミコ酢で風味とコクを加え、さらにイタリアの羊乳を使ったハードタイプのチーズ「ペコリーノロマーノ」を利かせた。味わいのアクセントとなるよう、ほどよい辛味と苦みのあるルッコラを添えている。麺はシチリア発祥の中心に穴が開いた太めのロングパスタ「ブカティーニ」を使用し、ソースがよく絡む一品に。