全世界累計view数が累計64億回を記録した韓国発のWEBコミックの実写化作となる映画『女神降臨』。現在公開中の前編『女神降臨 Before 高校デビュー編』に続き、5月1日には、後編の『女神降臨 After プロポーズ編』が公開される。
今作で主人公・谷川麗奈(Koki,)を奪い合う恋のライバル・“氷の王子” 神田俊と“御曹司”五十嵐悠を演じた渡邊圭祐と綱啓永にインタビュー。同時期に放送された特撮作品に出演していたが、本格的な共演は初だという2人がお互いについて語ったほか、“夢”を叶えるために必要なものを明かした。
渡邊圭祐は学生役に驚き、綱啓永は“待望”のイケメン役
――韓国のWEBマンガが原作の今作ですが、出演が決まった際の心境をお聞かせください。
渡邊:今回演じた俊の年齢などを聞いて、「学生役をやらせてもらえるんですか!?」と驚きが大きかったです。
綱:僕は「やっと、かっこいい役ができるな!」と、とても楽しみでした。これまで、あまり王道のかっこいい役はなかったので、「待っていたぜ!」という気持ちで。
――原作を読んでどんな感想をお持ちになりましたか?
渡邊:原作を読んだときに「これは女の子が好きそうだな」と感じました。そういう意味でも、演じる側のハードルが高い作品だなと思いました。
綱:主人公の麗奈が夢に向かって努力している姿に、感じるものがあって、すごく勇気をもらえる作品だと思いました。友人たちに「知ってる?」と聞いてみたら、みんな知っていて。それだけすごい作品に出るんだ、というプレッシャーも感じましたね。
イケメンを演じるために“自分磨き”の役作り
――お二人とも今作では、学校で一二を争う人気者を演じましたが、先ほど渡邊さんがおっしゃっていたように、キュン要素を担う役柄で女性人気の高いキャラクターを演じることへのプレッシャーはありましたか?
渡邊:正直、あまりなかったです。役柄的にもそこは狙いすぎずに、キュンが生まれちゃうぐらいの方がいいなと思っていて。“氷の王子”というベースメイクを強くさせてもらって、ふとしたときのプライベートの俊がかわいく見えたらいいなと思って意識していました。
綱:先輩はプレッシャーを感じないと言ってましたが、僕はやっぱり感じていました。それこそライバルになるのが圭祐さんだったので、こんなイケメンと戦わなきゃいけないというプレッシャーが……なのでまずはビジュアルから色々がんばりました。肌を整えたり、食事制限をしてみたりしました。
渡邊:そうなんだ!
綱:そうですね! まずは外見がかっこよくないと絶対に成り立たない役だったので! 見た目はがんばりました!
――渡邊さんはビジュアル面での役作りでやったことはありますか?
渡邊:サプリメントを飲んでみたり、美顔器を買ってみたりと普段はやらないことをたくさんしました。あとは、朝早く起きて自炊するなど内から健康になる意識をしていました。あの頃はがんばっていましたが、撮影が終わってからは続けれなかったです(笑)。
同時期に放送された特撮作品出身の絆
――継続するのは難しいですよね。先ほど綱さんから先輩という言葉もありましたが、お二人は今回の共演以前にも交流はあったんですか?
綱:ありました!
渡邊:同時期に同じ枠の特撮作品『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(綱が出演)と『仮面ライダージオウ』に出演していて共演ではないんですが、イベントに一緒に出たりしていました。
一緒にご飯を食べたこともありますし、去年同じ作品(TBS『すっぴんヒーロー』)にも出演していたのですが、共演シーンがなかったんだよね。
綱:俺、それ(同じシーンないから)忘れちゃうんですよ!
渡邊:わかる! 俺も(笑)。
――今回初めて同じ作品でがっつり共演してみて、同時期に特撮をやっていた頃と比べて、お互いに印象の変化はありますか?
渡邊:あの当時から変わっていなくて安心しました。
――初めて綱さんにお会いしたときの印象は覚えていますか?
渡邊:あの時は19歳とか?
綱:20歳ですね! 若いも若い(笑)。
渡邊:勢いで生きていたときあったもんな~!
綱:うん(笑)。そういう時期はありますよね……(笑)。
渡邊:当時はそういう部分も垣間見えていたりはしたんですが、少年心はそのままに、粗さみたいな角が取れて削れて、素敵な人になっています。
綱:僕も圭祐さんとほぼ一緒なんですが、いい意味で変わってないです。相変わらず“おちゃらけ兄さん”(笑)。当時から面白みのあるすごくいい人で、それが変わってない……むしろ強化されてます。好きです。
渡邊:スベるけど……。
綱:スベるところもいいんですよね~。ちゃんと数を当てているから問題ないです(笑)!