俳優の松坂桃李が主演を務めるTBS系日曜劇場『御上先生』(毎週日曜21:00~)で殺人事件の犯人・真山弓弦を演じている堀田真由にインタビュー。母親役の常盤貴子との共演について話を聞いた。

  • 日曜劇場『御上先生』真山弓弦役の堀田真由

本作は、教育のあるべき真の姿を描く完全オリジナルの大逆転教育再生ストーリー。東大卒のエリート文科省官僚の御上孝(松坂桃李)が隣徳学院3年2組の担任教師になり、令和の時代を生きる高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。

堀田が演じる弓弦は、国家公務員採用総合職試験の会場で殺人事件を起こした犯人。隣徳学院に御上が赴任する約1年前、神崎拓斗(奥平大兼)が隣徳新聞で教師同士の不倫を暴露したことをきっかけに、辞職に追い込まれた冴島悠子(常盤貴子)の娘である。

母役の常盤とは、9話で共演シーンが登場し、23日放送の最終回でも重要なやりとりが描かれる。

「ずっとお会いしたかったのですが、なかなかお母さんとは会えないという話の進み方で。実は10話の最終回で、母と2人の大事なシーンがあるのですが、2人での撮影はそのシーンからスタートしました。かなりハードなシーンから撮影が始まりましたが、物腰の柔らかい方で、初めてお会いしたのに初めて会ったように思えないというか」

そして、「その大事なシーンが終わった後は、『差し入れとてもおいしかった』と言ってくださったり、スタッフさんが作ってくださったカレーを誰よりも無邪気に喜んでいらっしゃる姿がとてもかわいらしくて。今回の役である冴島さんとは違った一面を現場で拝見することができました」とうれしそうに話していた。

■堀田真由
1998年4月2日生まれ、滋賀県出身。2015年にWOWOWのドラマ『テミスの求刑』でデビュー。2017年にNHK連続テレビ小説『わろてんか』で主人公の妹を演じて注目を集める。近年の主な出演作は、ドラマ『鎌倉殿の13人』(22)、『大奥』『風間公親-教場0-』『たとえあなたを忘れても』(23)、『アンチヒーロー』『若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-』、映画『バカ塗りの娘』『禁じられた遊び』『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』(23)、『ある閉ざされた雪の山荘で』『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』(24)など。

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