フジテレビ系ドラマ『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』(毎週火曜21:00~)の第9話が18日に放送。SNSでは、柊氷月(波瑠)が柊班の面々に、母殺しの父・夏見喜次(杉本哲太)についてずっと閉じ込めていた思いを吐き出すシーンに「氷月に柊班があって良かった」「切なかった」などの声が上がった。
ついに氷月の父が刑務所を出所した。一方、氷月のことを内偵していた土屋健次郎(山本耕史)は刑事総務課へと異動になり、今や柊班は氷月、穂村正吾(森本慎太郎)、木皿啓介(倉悠貴)の3人だけになっていた。そして、係長の赤松紳一(菅原大吉)に班の解散を告げられ、一同に動揺が走る。
夏見が出所した日、小金井署管内の交番で警察官が殺され、拳銃が持ち去られるという事件が起きる。持ち去られた拳銃には残り4発の弾丸が入っていた。情報提供のビラ配りをしていた氷月は、発砲音を聞きつけ駆け出していく。もう一度発砲音が鳴り響き、現場へと向かう氷月。そこにいたのは、拳銃を手にした父・夏見だった…。
通称・氷の女王さま。これまで自身の過去や感情を表に出すことが少なかった氷月が、土屋ら柊班の前で、父や父が起こした事件にまつわるこれまで隠していた思いを涙ながらに話すこれまでにない展開に、X(Twitter)では、「ここに来て氷月にも思いを吐き出せる仲間が」「土屋の言葉がとても頼もしく感じた」「信頼できる仲間ができた」「他人を信用できるようになって安心した」など、心を揺るがされたコメントが多く書き込まれていた。
孤独は孤立を生む。そしてその孤立は徐々に自分を殺していく…。思いを吐露できる仲間がいることの大切さ、重要性が浮き彫りになるシーンだった。
いよいよ最終話へ。氷月はどのように過去と向き合うのか。第9話は、TVerとFODで見逃し配信。FODでは全話配信されている。
【編集部MEMO】
『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』第9話あらすじ
柊氷月(波瑠)は妹の陽菜(加藤菜津)の手帳を目にし、母を殺した父・夏見喜次(杉本哲太)が出所間近だと知る。陽菜は氷月に黙って夏見と面会していた。ショックを受けた氷月はもう会わないで欲しいと伝えるが、陽菜は反発する。一方、氷月のことを内偵していた土屋健次郎(山本耕史)は刑事総務課へと異動になり、今や柊班は氷月、穂村正吾(森本慎太郎)、木皿啓介(倉悠貴)の3人だけになっていた。そして、係長の赤松紳一(菅原大吉)に班の解散を告げられ、一同に動揺が走る。
夏見が出所した日、小金井署管内の交番で警察官が殺され、拳銃が持ち去られるという事件が起きる。被害者である警察官・田所保(橋本拓也)は何者かに刃物で襲われ、拳銃を奪われて撃たれたとみられる。持ち去られた拳銃には残り4発の弾丸が入っていた。情報提供のビラ配りをしていた氷月は、発砲音を聞きつけ駆け出していく。もう一度発砲音が鳴り響き、現場へと向かう氷月。そこにいたのは、拳銃を手にした夏見だった。踵を返して逃げていく夏見を追う氷月。そこで目にしたのは銃弾に倒れた遺体だった…。
遺体は岩田春樹(木原勝利)。殺人の前科がある男だった。ウォレットチェーンを身に付けていたが財布は無く、犯人が持ち去った可能性がある。氷月は拳銃を持った不審者を目撃したと報告するが、それが夏見であることは伝えなかった。しかし指紋により不審者が氷月の父親だと判明。捜査から外された氷月は、ある決断をする…。
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