モデルやタレントとして活躍し、アパレルやコスメのプロデュースも務めている藤田ニコルが、3月12日に美容本『私が垢抜けた82の方法』(講談社)を発売。初公開の美容情報をはじめ、自分磨きに必要な思考法など、垢抜けメソッドをさらけ出した藤田にインタビューし、同書に込めた思いや美との向き合い方など話を聞いた。

  • 藤田ニコル

    藤田ニコル 撮影:蔦野裕

――ご自身が実践してきたテクニックを出し惜しみせず紹介されていて驚きました。

本当に全部紹介しているので、本の内容を撮影してネットに上げないでほしいです。それぐらいさらけ出しているので。

――制作においてこだわったことを教えてください。

本当に嘘なく、10年間やってきた美容を、失敗もいいことも皆さんに全部お伝えするということを意識しました。0円でできる美容法もたくさんあるし、マインド面に関しては思い方次第ですぐ垢抜けられるので、いろんな方に届いたらいいなと思います。

――美容施術や歯の矯正についても詳しく明かされていますが、ここまでさらけ出すことに躊躇はなかったですか?

自分の美容を振り返ったときに通ってきたことなので。皆さんにこれやるといいよっておすすめするわけではなく、こんなことをやって今の自分があるというのをリアルにさらけ出した方がいいのかなと思ったので、抵抗はなかったです。

  • 藤田ニコル

――ご自身のこれまでの美容法を1冊にまとめてみて、何か気づきなどありましたか?

かわいくなるためにこんなにたくさんのことをしていたんだなと。82個もあったことに自分が一番驚きました。

――2015年にテレビ出演が増えブレイクされましたが、「藤田ニコル ブス」がSNSでトレンド入りするなど誹謗中傷も多く、「自己肯定感を1回ぶっ壊された」と。そこからどういう風に、「もっとかわいくなろう」という前向きなエネルギーに変えていったのでしょうか。

2015年の藤田ニコル (C)講談社

見た目に関して言われたからといって仕事を辞めることは絶対できないし、人気者になりたいという漠然とした目標があって、そんなことで折れるくらいの夢じゃなかったので、頑張ることができました。もちろん落ち込みましたが、みんなに「かわいい」と言ってもらうには、自分をもっと好きになるには……ということで美容を始めて。1回ぶっ壊されたことによって目覚めた美容なので、自分にとってはすごく大きな一歩になりました。それがなかったらずっと、自分が満足しているだけのマンネリしたメイクになっていたかもしれないので、いろんな人の声を聞いたことが成長につながったのかなと思います。

――美容に目覚めた10年前、こういう風に変えていこうという目指す方向はありましたか?

メイクが大好きだからこそ、いろんなパーツを全部強調するメイクをしていたので、1回それを見直して、塗りすぎなところを抑えたり、ほかを薄くすることで濃くしたいところを目立たせたり、まずそこを変えました。そういう風にいっぱい研究するようになって、今の自分にたどり着いたので、自分を見つめ直したことが大きいですね。

――同じ“盛り”でも、当時と今では違うわけですね?

違います! 10年前のメイクもかわいいと思ってやっていたので、当時を否定しているわけではなく、黒歴史というわけでもないですけど、もっとかわいくなるために、引き算したり、内側からケアしたり、いろんな美容を試して垢抜けにつながったのかなと思います。