フジテレビの動画配信サービス・FODでは、劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』を、26日0時から独占見放題配信する。

  • 『がんばっていきまっしょい』

『がんばっていきまっしょい』は、1995年に「第4回坊っちゃん文学賞」の大賞を受賞した敷村良子氏による同名小説を2024年に劇場アニメ化した作品。自然豊かな愛媛県松山市の高校を舞台に、ボート部に青春をかけた女子高校生たちの成長を描いた物語だ。

作者自身が在籍していた愛媛県立松山東高等学校ボート部がモデルとなっており、映画・ドラマでも実写化され、いずれも大ヒットし話題を呼んだ青春小説の傑作が、初の劇場アニメーションとなった作品。本作は、第48回 日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞を受賞した。

タイトルの「がんばっていきまっしょい」は、原作の著者、敷村良子の母校である愛媛県立松山東高等学校で、集団走をする生徒たちが、互いを鼓舞する為の“気合い入れ”として1965年頃から生まれた掛け声。運動会、体育の授業や部活動でのランニング時など、愛媛県立松山東高等学校伝統の掛け声として現在でも生徒たちに親しまれている。

■ストーリー

学校をあげてボートのクラスマッチを行っている三津東高校。誰もが全力で競技に挑む中、2年生の村上悦子はひとり醒めた表情だ。才能もないのに頑張ったって仕方ない…そう気づいてからの悦子は、勝負をあきらめてばかりいる。そんなある日、悦子のクラスに高橋梨衣奈という転入生がやってきた。クラスマッチのボートに感動した梨衣奈は、悦子と幼なじみの佐伯姫を巻き込み、廃部状態だったボート部の復活に奔走する。同学年の兵頭妙子と井本真優美が入部し5人になると、名義貸しのつもりだった悦子も渋々初の大会に出場することに。試合当日、理想と現実の差に打ちのめされてしまった悦子たち。全員がゴールをあきらめかけた瞬間、悦子がオールを再び握りしめる。「私、もっと上手くなりたい」という悦子の言葉で、5人の気持ちはひとつになる――。

(C)がんばっていきまっしょい製作委員会