令和6年元日に発生した能登半島地震によって甚大な被害を受けた石川県の米農家さん。同年9月には豪雨に見舞われ、再び大きな被害が……。
そんな石川県の米農家さんを応援しようと、JAグループ石川による『いしかわ元気米PROJECT』が始動。人気漫画と石川県産のお米がコラボレーションした「漫画米袋」が登場し、SNSを中心に話題となっています。
マイナビ学生の窓口に所属するZ世代の大学生「トレンドリサーチャー」が注目するニュースを紹介します!
推し活しながら復興支援&ヒーローに
「一枚でも多く、田んぼを戻す。一人でも多く、米農家を救う。」という思いから誕生した漫画米袋。これに共感した出版社連合と人気漫画家(作家)の協力によって、なんと、漫画の世界に登場するヒーロー(主人公)たちがご飯を食べるシーンが米袋(パッケージ)のデザインに!!
さらに、全ての米袋に「米食うだけで、君もヒーローだ。」というメッセージが。お米を購入する人を「消費者」ではなく、「ヒーロー」として応援の輪を広げていきたいという思いが込められているのだとか。もちろん、売上げの一部は米農家さんに還元され、水田の復旧等に向けた活動に役立てられます。
お米の銘柄は、石川県産の「コシヒカリ」「ゆめみづほ」「ひゃくまん穀」の3銘柄。コシヒカリの米袋には、小学館の人気漫画「名探偵コナン」(青山剛昌)、「BLUE GIANT MOMENTUM」(石塚真一/NUMBER8)、「銀の匙」(荒川弘)が登場。
ゆめみづほには、講談社から「ブルーロック」(金城宗幸/ノ村優介)、「スキップとローファー」(高松美咲)、「WIND BREAKER」(にいさとる)の3作が。
ひゃくまん穀には、集英社の「ONE PIECE」(尾田栄一郎)、「ハイキュー‼」(古舘春一)、「僕のヒーローアカデミア」(堀越耕平)に登場する人気キャラが描かれています。
どのキャラも美味しそうにお米をほおばる姿がカッコいいです。SNSでは、「こんなのあるの知らなかったー!」「ハイキューのお米ほしい」「今月珠洲に帰る予定やし、私も探して買うでやんす!!」「君はヒーローになれる!!! 私もなれる!」「少しでも支援の輪が広がりますように」と話題に。推し活しながら復興支援もできちゃうなんて、素敵な企画ですね。
3月1日より、「八重洲いしかわテラス」(東京)および「HOKURIKUテラス」(大阪)のアンテナショップで販売中。どれにしようか迷っちゃいそうですが、1kgでの販売なので複数買いもあり。また、通販サイト「JAタウン」では、「小学館デザインセット」「講談社デザインセット」「集英社デザインセット」というセット販売を展開中です。
いずれも数に限りがあるとのことなので、ゲットしたい方はお早めに。あなたも漫画米袋の「いしかわ元気米」を食べて、米農家さんを救うヒーローになってみませんか?
トレンドリサーチャー: 近 由梨子
文:CHIGAKO
編集:マイナビニュース ワーク&ライフ編集部