コスモエネルギーホールディングスは2月15日、「コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン in 神奈川県横須賀市」を開催した。コスモが開催するワークショップ型イベントの内容とは? 実際に参加してきたのでレポートしたい。
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コスモが「コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン in 神奈川県横須賀市」を開催! 会場となった神奈川県立保健福祉大学 横須賀キャンパスには抽選で選ばれた参加者たちが早朝から集結した
コスモのクリーン・キャンペーンとは?
コスモエネルギーホールディングスが掲げるグループ理念「地球と人間と社会の調和と共生」のもと、TOKYO FMおよび全国FM放送協議会(JFN)加盟局とともに、地球環境の保護と保全を呼びかける活動として展開している「コスモ アースコンシャス アクト」。その一環として実施している「クリーン・キャンペーン」は、地域の環境課題に寄り添い、より快適な未来へとつなげるきっかけ作りを目指す取り組みだ。
これまでは清掃活動が中心だった「クリーン・キャンペーン」だが、今回は「ワークショップ型」のイベントとなった。その理由は? コスモエネルギーホールディングス コーポレートコミュニケーション部 ブランド戦略グループの山本美緒さんは、若者から投げかけられたある疑問がきっかけとなったと話す。
「『なぜゴミ拾いなのか』という意見をいただいた時にハッとしました。小学生の頃から『ゴミを出さない』という教育がなされているなかで、リサイクルやリユースの考え方が浸透し、環境課題も変わってきています。それならば毎回一律の活動を行うのではなく、地域課題に応じた取り組みをしていこうということで、ここ1~2年で考え方を切り替えました」
現在は「クリーン・キャンペーン」の開催にあたり、地域の環境課題を自治体にヒアリングすることから始めているという。例えば同じ神奈川県でも、過去に実施した茅ヶ崎や逗子では海岸清掃を行った。これには海岸のゴミ問題という地域課題が関係している。
一方、横須賀は環境美化について、「ゴミを拾う、ではなくゴミを捨てない子どもたちを育てていきたい」との考え方を打ち出していることから、清掃活動よりも環境への啓発活動の方がより地域のニーズに合致すると判断。そこで、楽しみながら環境について考えられるワークショップ型イベントの実施に至ったというわけだ。
体験型イベントが盛りだくさん!
ここからは当日の模様を紹介していく。
会場となった神奈川県立保健福祉大学 横須賀キャンパスには、ワークショップや展示のほか、横須賀市がゼロカーボンシティの取り組みとして導入したコスモ石油マーケティング提供のEV(電気自動車)も展示された。
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平日は市の公用車として使用され、閉庁日には市民や観光客向けに貸し出される「横須賀市カーシェアサービス」のEV。当日はEVからヒーターやスマホの充電用に電力を供給し、非常用電源としての有用性をアピールしていた
メインとなるワークショップでは、各NPO法人の協力のもと、「竹細工によるコースターづくり」(地球の楽校)、「エコキャンドルづくり」(ABURABITO)、「マイクロプラスチックのアクセサリーづくり」(かながわ海岸美化財団)の3つのプログラムが用意された。
「エコキャンドルづくり」では、家庭などで使い終わった植物性食用廃油を原料とするカラフルなキャンドル部材を使用。参加者たちは思い思いにそれぞれの部材をガラス容器に詰め込み、エコキャンドルを完成させていった
「マイクロプラスチックのアクセサリーづくり」では、アルファベットの型にレジンと海岸から回収されたマイクロプラスチックを投入。UVライトでレジンを固め、最後に留め具にワイヤーリングを通せばオリジナルのアルファベットアクセサリーの完成だ
各NPO法人が工夫を凝らした展示も見どころだった。中でも子どもたちに大人気だったのが、NAMIMATIが展示していた「循環ガチャ」だ。コインの代わりにペットボトルの蓋を投入してガチャを回すと、ペットボトルの蓋を素材に使ったコマがゲットできるという仕組みで、子供たちが大行列を作っていたのが印象的だった。
コスモエネルギーグループが2002年に設立した「COSMOエコ基金」による寄付を受け、地域課題に貢献している神奈川県・鎌倉市のNPO法人「地球の楽校」の展示コーナー。間伐した竹をさまざまなもの生まれ変わらせていて、おしゃれなものが多かった。森林の環境が保たれると海もきれいになることから「森は海の恋人」と表現されることもあるが、地球の楽校では荒れ放題になっている竹林をしっかり間伐し、自然を保つという活動に取り組んでいるそうだ
クイズラリーの景品は野菜の詰め放題!
横須賀キャンパス構内ではクイズラリー企画も実際された。全8問に回答すると野菜の詰め放題に参加できるということもあり、多くの参加者がチャレンジしていた。
クイズ正解者が続々と参加した野菜の詰め放題。制限時間内にどうやってビニール袋にギリギリまで野菜を詰めるかを考えながら野菜を手にする参加者のなかには、担当する野菜を分担するなど戦略的に進めていく家族も登場するなど賑わいを見せていた。
全ての参加者はワークショップを終えると体育館に再集合。けちゃっぷ先生(岩立直子さん)による「環境サイエンスショー」を楽しんで、イベントは終了した。最後にはアンケートと引き換えに、お土産として用意されたコスモエネルギーグループのエコバックや地元の銘菓などを受け取って帰途についた。
今後も愛媛県・伊方町(3月15日)をはじめ全国で開催予定の「コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン」。今後の展望を山本さんに聞くと、「環境のことを考える第一歩となる活動として、今後も清掃だけでなく、ワークショップ型で手を動かしていただける活動を各地で展開していけたらと思います」とのことだった。