フジテレビ系ドラマ『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』(毎週火曜21:00~)の第6話が25日に放送。SNSでは、STARTO ENTERTAINMENT所属の松本幸大が出演したことに悲鳴が上がった。

  • 『アイシー』主演の波瑠

殉職した瑞江律(柏木悠)の件で、監察官の貝原松也(今井朋彦)から事情聴取を受ける柊氷月(波瑠)。そんな中、ある団地の一室で女性の遺体が見つかった。殺されたのはその部屋に住む平間幸恵(滝沢涼子)。現場には凶器と見られる血のついた灰皿が残されていた。

捜査は勝村英治(新納慎也)率いる勝村班が担当することになり、柊班の土屋と穂村正吾(森本慎太郎)は応援要員となる。穂村はさらに捜査を進めようとするが、勝村は許可しない。勝村に詰め寄る土屋。2人は5年前にも対立し、土屋はある事件を起こしていた…。

この対立の際に勝村の部下役で出演していたのが松本幸大だ。松本はグループ・M.A.D.の元メンバー。昨今では数多くの舞台に出演し、演技派として知られていた。その松本だが、テレビドラマでセリフがあるドラマはこれが初。

X(Twitter)では、「おめでとう!」「スーツ姿かっこよかった」「演技派だけに怒るシーン迫力があった」などファンからの祝福の声が多くポストされ、エンドロールに「松本幸大」の名が記されていたことに関しても「名前が!」「スタッフさんありがとう」など感激のポストが多く上がっていた。

また、劇中では監察官の貝原が柊氷月を追い詰めるシーンが描かれ、「貝原、波瑠ちゃんをいじめるな!」「イライラする」「ば~か」などのポストが。同時に「悪い上層部が主要人物を上から目線で偉そうに責める構図、令和ドラマとしては古くないか」などの反対意見も見られ、昔ながらの刑事ドラマの“あるある”にハマる人、冷静になる人の賛否両論で、そろそろパワハラ的な描写についての時代としての分水嶺が見えたことが、令和の価値観というものを強く印象付けた。

第6話は、TVerとFODで見逃し配信。FODでは全話配信されている。

【編集部MEMO】
『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』第7話あらすじ
瑞江律(柏木悠)の殉職に対する処置として、柊氷月(波瑠)が率いる柊班は捜査一課長直属の特別待機班となる。また、氷月は土屋健次郎(山本耕史)が自分の行動を監察官の貝原松也(今井朋彦)に報告していたと知り、土屋に対し心を閉ざす。土屋は貝原にこれ以上の監視は続けられないと訴えるが、氷月を危険人物とみなす貝原は内偵を続けるよう指示するのだった。復帰した木皿啓介(倉悠貴)の快気祝いの席で、氷月は柊班の処遇についてメンバーに伝える。ショックを受ける一同…。その帰り道で土屋は氷月に自分の行いについて説明しようとするが、氷月は聞く耳を持たない。
 そんな中、森の中で黒いドレスに死に化粧、眼鏡をかけて椅子に座った若い女性の遺体が発見される。テーブルの上には口紅がついたティーカップが置かれ、周囲にはトランプのカードが散乱し、近くの木には「私は穢れた黒うさぎ。先立つ不孝をお許し下さい」と書かれたカードが貼り付けられていた。遺体は花形紗奈(大出菜々子)22歳。目立った外傷や争った形跡は無く自殺の可能性もあるが、現場を見た氷月は違和感を覚える。氷月は現場を「記録」し、土屋ではなく木皿を伴って早々に立ち去る。紗奈のアパートを訪ねる氷月と木皿。部屋に入ると、中には紗奈の彼氏だという男・進藤大地(濱田龍臣)がいた。紗奈と連絡がつかなくなり、帰ってくるのを待っているという進藤に、氷月は彼女が遺体で発見されたことを伝える…。

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