3月13日にTBSで放送される山田洋次×石井ふく子 ドラマ特別企画『わが家は楽し』(21:00~22:57)のメインキャストが集結したキービジュアルが22日、公開された。

  • 『わが家は楽し』キービジュアル (C)TBS

本作は、石井ふく子氏がプロデューサーを務め、山田洋次氏のオリジナル脚本で今の家族を、夫婦の絆を、笑いと涙と哀愁をもって描く珠玉のホームドラマ。仕事一筋で生きてきた平山家の父・平山幸之助役は小日向文世。その妻・史枝役を戸田恵子、長男・和夫役を高橋海人、長女・遥役を桜井ユキ、和夫の恋人・美鈴役を山田杏奈、遥の夫・雄太役はえなりかずきが演じる。

さらに、YOU、岩崎加根子、キムラ緑子、角野卓造、井上順、村田雄浩、丹羽貞仁、福留光帆、北山雅康、生島勇輝、増留優梨愛、三田佳子も出演し、本作を彩っていく。

このたび、本作のキービジュアルが公開。険しい顔をした平山幸之助(小日向文世)&史枝(戸田恵子)夫婦の周りに、頭を抱えていたり、不機嫌だったり、困っていたりと明らかに楽しくはなさそうな表情を浮かべたメインキャストたちが並んだ、ドラマタイトル『わが家は楽し』とは対照的なビジュアルとなっている。

■プロデューサー・石井ふく子 コメント

ドラマは『わが家は楽し』というタイトルですが、キービジュアルに写っているキャラクターの表情はあまり楽しそうではありません。これは、日々いろいろな感情を抱えて生きている人たちを表しています。
今の世の中、家族にも天候にもすごくいろんな問題が起きていて、きっとみんなの心が寂しくなっているのではないかと感じています。ドラマを観て、自分たちの家族もこういう問題があるけども、でもやっぱり「わが家は楽しいんだ!」と。ドラマを観た後には明るく、元気に、笑顔になっていただきたいという思いを込めて制作しました。世代を超えて楽しめる作品になっていると思いますので、たくさんの方に観ていただけたらうれしいです。

【編集部MEMO】
『わが家は楽し』あらすじ…仕事一筋だった主人公・平山幸之助(小日向文世)は、長年勤めた会社を定年退職。妻の史枝(戸田恵子)とともに穏やかな余生を送ることを楽しみにしていた。しかし、専業主婦である史枝には、実は「ブックカフェを開業したい」という密かな夢があった。史枝は、幸之助の退職金を使ってカフェを始めたいと考えていたが、幸之助はこれに猛反対。史枝は何とか幸之助を説得しようと試みるも、まったく聞く耳を持たない。これがきっかけで家族たちを巻き込む離婚問題にまで発展してしまう。 この事態に、同居する長男で大学生の和夫(高橋海人)は、自分の将来について悩みながらも、両親の離婚話にどう関わるべきか戸惑い、彼女の吉岡美鈴(山田杏奈)にも相談する。だが、そんな美鈴には和夫の知らない過去があった。また、長女で税理士をしている濱口遥(桜井ユキ)は、結婚して実家を離れているが、この騒動に心を痛め、夫の雄太(えなりかずき)とともに両親の関係を修復させるべく働きかける。そして、家族たちが幸之助と史枝の行く末を心配する中、予期せぬ出来事が発生する。