株式会社IoTコンサルティングは、全国の20代から60代のスマートフォンユーザー500名を対象に、端末の使用期間や買い替え意識に関する調査を実施した。

  • スマートフォンの使用期間

Q.現在使用しているスマートフォンの使用期間はどのくらいですか?

使用期間が2年以上のユーザーは62%と過半数を占め、4年以上の長期利用者も22%に達した。半年未満である新規購入者は8%のみで、全体的に2年以上の長期利用が一般的となっている。

Q.スマートフォンの買い替えサイクルは、以前と比べて変化しましたか?

「やや長くなった」「かなり長くなった」と回答したのは全体の48%で、「変わらない」が43%であった。「短くなった」と回答したのは6%のみで、買い換えサイクルが実際に長期化していることがわかる。

Q.スマートフォンの買い替え時期を決める最も大きな要因は何ですか?

もっとも多かったのはバッテリーの劣化で、全体の61%を占めた。続いて動作の遅さが13%、画面の不具合が12%と続く。バッテリーがどれだけ持つかが、使用期間を左右する要因となっている。

Q.次回スマートフォンを購入する際の予算は?

全体の44%が5万円未満と回答し、5-8万円は23%となった。一方で、8万円以上の高価格帯を希望する層も32%いる。低価格志向と高価格志向の二極化になりつつあることがわかる。

Q.今後のスマートフォン購入において、買い替えを決断する最も重要な条件は何ですか?

端末の故障や破損が32%と最多となり、続いて希望価格での提供は27%、月々の支払条件が13%となった。必要性に迫られているか、価格条件が自分に合っているかが、買い替えの主な判断基準となっている。