スターバックスが運営するイタリアンベーカリー「プリンチ」は、直焼きフォカッチャを使用したサンドイッチ「直焼きフォカッチーノ」と「直焼きフォカッチャ ピッツァ」の新商品を2月1日より発売します。今回登場するのは、いずれも本場イタリアの味わいにこだわもの。ひと足先に試食会で味わっていたのでレポートします。
本場ミラノの味わいを再現したプリンチの直焼きフォカッチャ
フォカッチャといえば、平たいかたちや表面のポツポツとしたくぼみ、ほのかにオリーブオイルの香りを感じる素朴な味わいのイメージがあるパンですが、本場イタリアでは、外はクリスピーで中は柔らかく、香ばしい味わいのものが主流なのだそうです。
プリンチでは、素材から製法にこだわり、本場ミラノの味わいを再現。鉄板を使わずに釜床に直接生地を置いて焼き上げることで、香ばしさと独特な歯触りを生み出しているといいます。
2月1日から登場するのは、そんなこだわりの直焼きフォカッチャを使用した「直焼きフォカッチーノ」と「直焼きフォカッチャ ピッツァ」全4品。早速それぞれの特徴を紹介します。
『直焼きフォカッチーノ ジェノベーゼ & モッツァレラ』
直焼きフォカッチャでは初となるホットサンドの『直焼きフォカッチーノ ジェノベーゼ & モッツァレラ』は、シチリア名物のゴマ付きのパンからヒントを得て開発されたのだそう。白ゴマをまぶした直焼きフォカッチャに、モッツァレラ、ブロッコリー、鶏むね肉、ポテトを挟み、ジェノベーゼやハニーマスタードバターで味付けをしています。
プレスして焼き上げているので、表面はパニーニのようなパリパリな食感。大きめにカットされた具材は端までみっちりと入っており、ゴロっとした食感で存在感は抜群です。白ゴマやパニーニの香ばしさ、とろっと絡まるモッツァレラのコク、バジルのフレッシュな香りで奥深く濃厚な味わいを楽しめました。
『直焼きフォカッチーノ パストラミ』
ケシの実をまとった『直焼きフォカッチーノ パストラミ』は、パストラミをメインにレモンドレッシングを合わせた水菜と紫玉ねぎがサンドされています。
ひと口食べてみると、塩味が効いたパストラミの味わいと香りが広がりつつ、みずみずしい野菜とレモンドレッシングが合わさることで、さっぱりとした仕上がりに。一見ボリューミーにも見えますが、さっぱりとした味わいも相まって全体的に軽やかでランチにぴったり。直焼きフォカッチャにまぶされたケシの実のプチプチとした食感と香ばしさがアクセントになります。
『直焼きフォカッチャ ピッツァ カラブレーゼ』
『直焼きフォカッチャ ピッツァ カラブレーゼ』は、唐辛子が特産品としても有名な、プリンチの創業者であるロッコ・プリンチ氏の生まれ故郷、イタリア南部カラブリア州をイメージしたスパイシーなピッツァ。唐辛子をベースにしたドライトマト、バジル、ニンニクを合わせたソースを使い、ピリ辛のサラミやオリーブが散りばめられています。
トマトにバジル、ニンニクとザ・イタリアンな香りと味わいに食欲を掻き立てられていると、ピリッと唐辛子の辛さが。食べる場所によって辛みの強さが変わってくるので、飽きることなくそのスパイシーさを堪能できます。これはぜひ激辛好きにおすすめしたい一品です。
『直焼きフォカッチャ ピッツァ スペック & スカモルツァ』
最後に紹介するのは、プリンチオープン時に人気があり、4年ぶりに帰ってきた「直焼きフォカッチャ ピッツァ」。スペックハムとイタリア産のスカモルツァチーズ、ポテトをのせた『直焼きフォカッチャ ピッツァ スペック & スカモルツァ』は、スモーキーな香りがクセになる!燻製されたスペックハムとスカモルツァチーズがいい味を出しており、ホクホクとしたポテトでボリューム感も得られるので1枚で大満足。子どもから大人まで楽しめる味わいでした。
今回登場する2種類の「直焼きフォカッチーノ」は、プリンチ 代官山T-SITE、スターバックス リザーブ ロースタリー 東京、スターバックス リザーブ ストア 銀座マロニエ通りの3店舗にて販売。2種類の「直焼きフォカッチャ ピッツァ」はプリンチ 代官山T-SITEのみ、スターバックス リザーブ ロースタリー 東京、スターバックス リザーブ ストア 銀座マロニエ通りの2店舗では、直焼きではなく通常の「フォカッチャ ピッツァ」で提供されます。それぞれの味わいを確かめに、店舗に足を運んでみてくださいね。