元プロ野球選手で野球解説者の古田敦也氏が10日、YouTubeチャンネル『名球会チャンネル 』で公開された動画「【古田敦也×谷繁元信 名球会SP対談・前編】激変する捕手事情! キャッチャー 戦国時代に突入か!? <日本プロ野球 名球会>」に登場。巨人・田中将大の200勝達成について持論を述べた。
田中将大が200勝達成できるかについてトーク
田中の巨人入りについて話が及ぶと、「我々で言うと、やっぱり200勝はやってもらいたいんで」と、名球会チャンネルにちなんだ願いを語る谷繁元信氏。
すると、古田氏は「ま、でも、できるんじゃないですか?」と即答しつつ、「去年もね、僕も見たけど、もちろん全盛期と比べたらそりゃ落ちてるのは当たり前なんだけど、それでも150キロぐらいの球を投げてボールも動かしてたから、それなりのピッチングに絶対なる」と自身の印象を告白。
続けて、「多少は打たれるよ? それでも、ストライクが入らないとかのレベルの話じゃないんで。打ち取ってゲッツー取ったりとかもできるピッチャーだし、全然できるような気がするけどね」と太鼓判を押した。
これには谷繁氏もうなずきながら、「ローテーションを毎週っていうことにはたぶんしないと思うんですよね、使い方として。良ければ使うかもしれないですけど」と予想。古田氏が「肘のクリーニングかなんかだった? そんなデカい手術じゃないもんね」と聞くと、谷繁氏は「そうです」「だから、良ければたぶん投げれるんですよ。投げられれば、ある程度試合は作るんで、勝ちは絶対作ると思うんですよね」と持論を述べていた。
【編集部MEMO】
古田敦也氏は1965年8月6日兵庫県生まれ。川西明峰高、立命館大、トヨタ自動車を経て、1989年ドラフト2位でヤクルトスワローズに入団。MVP2回(93年、97年)、首位打者(91年)、ベストナイン9回、ゴールデングラブ賞10回など数々のタイトルを受賞。2005年に通算2000本安打達成。2006年選手兼任監督に就任し、2007年現役引退。2015年に野球殿堂入り。現在は野球解説者として活躍。