就職活動では、履歴書やエントリーシートに使用する写真は第一印象を決める重要な要素です。その中でも、髪型は清潔感や誠実さをアピールするために特に注意が必要です。

今回は、マイナビニュース会員に「自分が就活した時の髪型」をテーマとしたアンケートを実施。

男女別にアンケート結果から導き出した「就職活動で多い髪型」のランキングを紹介し、それぞれの特徴と選ばれた理由を解説します。

ぜひ、就職活動の時や就活写真を撮る際の参考にしてください。

  • 画像はイメージ

就職活動で選ばれる髪型ランキング(女性向け)

1位:セミロング(43.3%)

セミロングは最も選ばれた髪型で、約4割の女性が支持しています。この髪型は、長すぎず短すぎないため清潔感を保ちながら柔らかい印象を与えることができます。髪をまとめるアレンジがしやすく、面接官に好印象を与えるバランスの良い髪型です。

2位:ロング(23.0%)

ロングヘアは落ち着きや品の良さを感じさせるため、幅広い業界で好印象を与えます。ただし、髪を下ろしたままではだらしない印象を与えることもあるため、後ろでまとめたり、耳にかけるスタイルが推奨されます。

3位:一つ結び(8.4%)

髪を一つにまとめたスタイルは、清潔感が強調されるため、シンプルかつ無難な選択肢です。特にセミロングやロングヘアの場合、一つ結びにすることで顔まわりがすっきりし、印象が明るくなります。

4位:ミディアム・ショート(7.9%)

ミディアムヘアとショートヘアは、それぞれ約8%の支持を集めています。扱いやすくスタイリングに手間がかからない点が学生に人気です。特にショートは、活発でフレッシュな印象を与えたい場合に適しています。

5位:ボブ(4.5%)

ボブスタイルは顔まわりをスッキリ見せることができる髪型ですが、選ばれる割合は比較的少なめでした。個性的な印象を与えやすいため、業界や職種によっては慎重な選択が必要です。

6位:スーパーロング(0.6%)

スーパーロングは最も選ばれにくい髪型でした。長さが目立ちすぎるため、清潔感や誠実さを重視する就職活動には不向きとされている可能性があります。

就職活動で選ばれる髪型ランキング(男性向け)

1位:ショート(60.7%)

圧倒的に支持されるショートヘアは、清潔感と信頼感を兼ね備えたスタイルです。特に短めにカットされたショートは、髪型に気を遣っている印象を与えやすいでしょう。

2位:ミディアム(19.7%)

ミディアムヘアはショートほど短くないものの、整えることで清潔感を損なわないため、多くの学生が選んでいます。ただし、長さによってはボサボサに見えないよう定期的な手入れが重要です。

3位:センター分け(7.4%)

センター分けは、個性を少し出しつつも、きちんと整えられていると知的な印象を与えます。髪型全体が整っていれば、幅広い業界で好印象を与えやすいスタイルと言えるでしょう。

4位:ベリーショート(5.7%)

非常に短いベリーショートは、活動的でエネルギッシュな印象を与えます。ただし、過度に短いと威圧感を与える場合もあるため注意が必要です。

5位:マッシュ(2.5%)

マッシュは若々しくトレンド感のある髪型ですが、カジュアルすぎると判断される可能性もあります。業界に応じて慎重に選ぶと良いでしょう。

6位:ロング(4.1%)

ロングヘアは男性の場合、非常に少数派です。特定の業界では許容される場合もありますが、一般的には清潔感を意識して短めの髪型が推奨されます。

就活写真での前髪スタイル(女性向け)

1位:前髪なし(47.2%)

前髪を下ろさずにスッキリ見せるスタイルは、顔全体が明るく見え、プロフェッショナルな印象を与えるため人気です。

2位:前髪あり(42.1%)

自然に下ろした前髪は柔らかさと親しみやすさを演出します。特におでこを少し見せるようにスタイリングすることで、より爽やかに見えます。

就活写真での前髪スタイル(男性向け)

1位:前髪を上げて撮影(50.8%)

前髪を上げたスタイルは、額を見せることで明るく自信のある印象を与えます。

2位:前髪を下ろして撮影(49.2%)

前髪を自然に下ろしたスタイルも僅差で人気があります。柔らかく落ち着いた印象を与えます。

就職活動の髪型で大切なポイント

アンケート結果からもわかるように、就職活動で選ばれる髪型は、清潔感とバランスの良さが重視されています。髪型の選択は志望する業界や職種に合わせることが重要です。

特に、髪型によって第一印象が変わることを意識し、自分の魅力を最大限引き出すスタイルを選びましょう。

この記事を参考に、あなたにぴったりの髪型で就職活動を成功に導いてください。

調査時期: 2024年12月3日~10日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 300人
調査方法: インターネットログイン式アンケート