レバレジーズのフリーター・既卒・第二新卒向け就職支援サービス ハタラクティブは1月14日、「キャリアの空白期間に関する正社員採用の実態調査」の結果を発表した。
同調査は2024年11月12日~14日、中途採用担当者334名を対象に、インターネットで実施した。
離職や休職を通じて一時的に雇用から離れる「キャリアブレイク」について知っているか尋ねたところ、38.3%が「言葉も意味も知っている」と回答した。「言葉は聞いたことがあるが、意味は知らない」(34.5%)を合わせると、7割以上の企業が認知していることがわかった。
キャリアの空白期間が採用判断に影響する理由を聞くと、最も多い回答は「仕事への耐性が弱そうだから」(52.5%)で、「身体的・精神的な理由の休養で離職していた場合、それが再発しそうだから」(47.5%)、「仕事への意欲が低そうだから」(35.6%)が続いた。候補者の経験といったスキル面よりも、体調面やメンタルヘルス面を懸念する企業が多かった。
中途社員を採用している企業に、キャリアに空白期間があることは採用判断に影響があるか尋ねたところ、53.0%が「影響する」、37.4%は「影響しない」と回答した。
影響すると回答した企業の32.8%は、「1年以上の空白期間は採用判断に影響する」と答えている。
どのくらいの空白期間があれば、面接で確認するか聞くと、「半年未満」(30.1%)が最も多かった。次いで「1年以上」(26.8%)、「1年未満」(23.9%)となっている。