北海道の中央南西部、噴火湾に面し、札幌市と函館市の中間に位置する伊達市(だてし)は、道内でも雪が少なく、四季を通じて温暖な気候のまち。「北の湘南」とも呼ばれているそうです。

内陸に位置する大滝区は、森や川が作り出した景色が広がっており、四季それぞれで魅力のある色彩豊かな表情を見せてくれます。その中でも豊かな自然に囲まれて温泉を楽しめる「北湯沢(きたゆざわ)温泉郷」が有名です。

また、活火山である有珠山(うすざん)に育まれた環境を生かして生産される多種多様な野菜は「伊達野菜」と呼ばれ、道内有数の農産地となっているほか、水産物、肉類、乳製品など特産物が多彩!

今回紹介するのは、そんな伊達市の隠れた観光スポットで北海道遺産に登録されている「有珠(うす)善光寺」。“お花”で有名なお寺とは、一体どのようなところなのでしょうか。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が気になった観光スポットとふるさと納税返礼品を紹介していきます。

今回は、伊達市自慢の観光スポット「有珠善光寺」の詳細や、返礼品について調べてみました!

「花の寺」として愛される伊達市の観光スポット「有珠善光寺」について

・伊達市有珠町124番地
・アクセス:【公共交通機関】JR「有珠駅」から徒歩で約25分、JR「洞爺駅」からタクシーで約10分、JR「紋別駅」からタクシーで約15分
洞爺湖温泉から道南バス「善光寺入口」で下車・徒歩約5分、またはタクシーで約18分
【車】道央自動車道「伊達IC」または「虻田洞爺湖IC」から約10~15分
※公共交通機関の最新の運行情報・運休情報につきましては、各社のホームページ等をご確認ください。

「有珠善光寺」は、826年に天台宗僧侶慈覚大師円仁(えんにん)が有珠を訪れ、小宇(小さな建物)を造り阿弥陀如来像を安置したことが寺の開基と伝承されています。

1613年に松前藩主の松前慶広が有珠を訪れ、如来堂を再興し阿弥陀如来像を安置して善光寺と称したのだとか。1804年には江戸幕府が蝦夷(えぞ)地を直轄するにあたり設置された「蝦夷三官寺」の一つとなり、本堂や客殿が再興されました。

その後、幾多の有珠山噴火などの災害を乗り越え、江戸時代の佇まいを今日に伝えています。境内一帯は国指定史跡に指定され、「宝物館」には、国指定重要文化財62点などが展示保管されています。

平成30年には北海道遺産に選定。自然が多い北海道の中でも「お花」で有名で、境内には1年を通して桜やツツジ、紫陽花などが色鮮やかに咲き誇り、「花の寺」として地元民や観光客に親しまれているお寺です。

日本の観光客にも人気ですが、外国人観光客にも大変人気があり、多くの外国人観光客が訪れる隠れた観光スポットなのだそう!

自治体からのメッセージ

紅葉が綺麗な北湯沢温泉郷があり、道内有数の農産地で新鮮な野菜が並ぶ道の駅はいつも買い物客でいっぱいです。噴火湾でとれる水産物、肉類、乳製品など様々な特産物が生産されている伊達市にぜひお立ち寄りください。

伊達市のふるさと納税返礼品について

北海道噴火湾産の「バフンウニ」や、伊達産「黄金豚」の挽肉を紹介します。どちらも伊達市の中で人気の返礼品なのだとか!

訳あり 北海道 噴火湾産 塩水 バフンウニ 100g 2パック 計200g

・提供事業者:株式会社 山村水産加工
・北海道伊達市末永町205-25
・内容量:100g×2パック 計200g
・寄附金額:2万5,000円

ウニの餌となる良質な昆布などの海藻が育つ豊かな漁場で獲れた「バフンウニ」。ミョウバンを一切使っておらず、ウニ本来の濃厚で甘い味わいが口の中に広がります。2パック入りなので、家族で分け合って楽しむことができるのが好評なのだとか! 伊達市の中でも人気No.1を誇る返礼品とのことです。

伊達産黄金豚 挽肉 2kg【200g×10パック】 普通挽き

・提供事業者:株式会社大矢
・北海道伊達市山下町79-1
・内容量:2kg【200g×10パック】
・寄附金額:1万3,000円

伊達産の生ホエーを与え、豚の腸内環境を整えうまみの多い良質なお肉になるようこだわった伊達市のブランド豚。パラパラとしているので料理に使い勝手が良く、ハンバーグや餃子、そぼろなど和・洋・中のどの料理にも使える万能食材です。冷凍庫の隙間にフィットして保存しやすいのが人気の理由の一つ! 伊達市の中で最もリピーターが多い返礼品なのだそう。


今回は北海道伊達市の観光スポット「有珠善光寺」の魅力と、人気の返礼品を紹介しました。エゾサクラ、ツツジ、紫陽花、紅葉など四季折々の花や木々を楽しむことができるお寺です。「宝物館」には、当時の幕府や朝廷関係の資料やアイヌ民族資料などが保管されており、完全予約制で見ることができるそうです。気になる方は一度チェックしてみてください。