
日産のモノづくりを支える大きな存在、それが技能者です。技能者の技と情熱がひとつになることで、最高のモノづくりが実現します。日産が作り上げるクルマは、単なる機械ではありません。革新的な技術と従業員の技能の結晶であり、そこからワクワクするドライビング体験が生まれ、日産のコーポレートパーパスである「人々の生活を豊かにする」に一歩近づくことができるのです。
日産は、従業員の技能の向上や若手技能者の育成のために、技能五輪全国大会に積極的に参加しています。技能五輪全国大会とは、「自動車工」「電子機器組立て」「自動車板金」などの職種別に技能レベルの日本一を競う大会で、若手技能者にとっては目指すべき一つの目標であり、他の選手の優れた技能に触れる絶好の機会になります。日産から出場する選手たちは、日産のモノづくりのスピリットを胸に、それぞれの職種の競技に挑みます。技能五輪への参加は、未来に向けてあくなき挑戦を続ける日産の姿勢を示すとともに、若手技能者たちが熟練技能者へと成長していく大切な通過点であるともいえます。
技能五輪への参加には、数年にわたって自分を厳しく律していく決意と実行力が試され、また、厳しい覚悟も必要です。技能五輪の自動車板金職種に出場するチームを例に、若手技能者たちが実際にどのような訓練を重ねているのか、見ていきましょう。