リラックスできるリゾート空間の店内
京浜急行「県立大学駅」から徒歩10分、国道134号線を「堀ノ内駅」方面に歩くと、木の看板が目を引く「SNUG STAY DOOR CAFE」(スナッグ ステイ ドア カフェ)があります。
流木風のドアハンドルを引き、店内に入ると、愛らしいフラドールやモアイのフィギュアがお出迎え。奥には16名ほどがくつろげそうな、落ち着いたリゾート空間が広がっています。
「店名は、『心地よい』という意味の英語のSNUGと『空間・場所』を意味するSTAY DOORをくっつけたもの。リラックスして過ごしてもらえたら嬉しいです」と話すのは店主さん。ハワイがお好きで、各所に置かれたハワイアンテイストの雑貨は、ご自身とご家族で集めたのだそう。
3種類のソースから選べる、食べ応え抜群のロコモコ
ロコモコはご飯の上にハンバーグと目玉焼きをのせ、グレイビーソース等をかけたハワイ発祥の料理。同店のこだわりは、肉肉しくて食べ応えのあるハンバーグです。ジューシーさを感じてもらえるように、一つ一つ手ごねでつくっています。さらに店主のこだわりが見えたのはソース。グレイビーソース・デミグラスソース・トマトバターカレーの3種類の中から選べます。
筆者がオーダーしたのは、一番人気のグレイビーソース。牛のダシとマッシュルームの風味が香る、シチューのような優しい味のソースです。胡椒とネギがアクセントとなり、白飯はもちろんのこと、ハンバーグや目玉焼きとの相性が抜群です。
デミグラスソース・トマトバターカレーも店主が調理しています。トマトバターカレーは隠し味にピーナッツクリームを使っているため、マイルドな風味のトマトカレーです。辛いのが苦手な人でも、安心して食べられます。価格はいずれも税込800円。
肉類が苦手な人のために、ハンバーグはベジバーグへ変更ができます。ベジバーグは豆腐・パン粉・玉ねぎ・調味料・香辛料のみでつくった同店オリジナルのハンバーグです。
子ども向けのメニューとして、ハーフサイズ(税込500円)のオーダーも可能です。
ハンバーグを崩して食べるTACOモコ
メニューを見ていると「TACOモコ」(税込1000円)という見慣れない文字がありました。こちらはタコライスなのですが、ご飯に乗っているのはタコスの味付けがされた挽き肉ではなく、ハンバーグ。タコスソースとピリ辛のサルサソースのかかったハンバーグを崩しながら食べる、ユニークなスタイルです。
白飯を食べる気分でない人のために、ロコモコの具材を入れたホットサンド(税込700円、グレイビーソ―スのみ)も、2024年から提供を始めました。
ドリンクは、ドリンクバー(単品は税込400円、食事とセットの場合は税込200円)があります。コーヒー、紅茶など定番のほか、グァバジュースやマンゴージュースなど珍しいドリンクが楽しめます。
スイーツで人気なのは、ホワイトチョコのバスクチーズケーキ(税込450円)です。しっとりと滑らかな食感で、ホワイトチョコの甘さの中にほんのりとチーズの味がします。
少しだけスイーツを食べたい場合は、2~3口ほどで食べられるミニマフィン(税込200円)がおすすめです。
さらに、2024年夏から、スイーツメニューの中に、サッパリとした爽やかな味わいが特徴のフローズヨーグルトのソフトクリーム(単品、プレーンは税込400円)が仲間入りました。トッピングとして、ミックスベリーやマンゴーが乗せられます(トッピング料はプラス100円)。
美味しいロコモコが職場でも食べられる!
「SNUG STAY DOOR CAFE」は、2007年に、店主と店主のご兄弟が始めました。ハンバーガーが人気でしたが、ご兄弟の引退を機に、2023年にロコモコ専門カフェとしてリニューアルオープンしました。
ロコモコは、テイクアウトや仕出し弁当のオーダーが可能です(仕出し弁当は予約制、火曜日は注文不可)。料金は、それぞれのメニュー価格より20円引きです(TACOモコのみ100円引き)。
のんびりとしたい週末・祝日のランチタイム時に、しっかりとご飯を食べることができてゆっくりと過ごせるSNUG STAY DOOR CAFEに行ってみてはいかがでしょうか。
店舗紹介
【SNUG STAY DOOR CAFE】住所:神奈川県横須賀市三春町1丁目12電話番号:046-828-7170営業時間:金・土・日・祝日11時~15時(ラストオーダーは14時30分)定休日:月~木(仕出し弁当は予約制、火曜日以外注文が可能)駐車場:無し
アクセス
京浜急行「県立大学駅」より徒歩10分