タレントの東野幸治とアイドルグループ・Snow Manの渡辺翔太がMCを務めるフジテレビ系バラエティ番組『この世界は1ダフル』(毎週木曜21:00~)が、きょう31日に放送される。
さまざまな世界で活躍する一流たちが見聞きした人生で1番スゴい話(=1ダフル)なエピソードを紹介する同番組。今回登場するのは、2005年と2021年にドラマ化され、落ちこぼれ高校生たちを東京大学合格へ導く受験漫画の金字塔『ドラゴン桜』の作者・三田紀房氏だ。
「人生で1番衝撃を受けた、東大大逆転合格劇」として、三田氏が取材した累計500人以上の東大生の中から、実際に漫画のキャラクターにもなった男子高生と教師のエピソードを、松倉海斗(Travis Japan)、徳重聡を迎え、“リアルドラゴン桜”としてショートドラマ化する。
偏差値30の学校に通う男子学生の成績は学年最下位で、勉強のやる気がない上、同級生からいじめを受けていた生徒が、“自分の力で動き出すように変わってほしい”と願った恩師のある一言で一念発起するが…。がむしゃらに走り続けた3年間の努力に「よく折れなかったな」と、スタジオで見守る芝大輔(モグライダー)も感激。三田氏が「最大の成功の秘訣は東大にこだわり、目標を一度も外さなかったこと」と話し、恩師も「自分の中でもトップクラスの体験」と言わせた努力の結晶とは。
次に、日本卓球界のレジェンド・水谷隼氏が「人生で1番、手に汗握った試合」としてセレクトするのは、東京五輪卓球混合ダブルス決勝戦。水谷氏が「日本人がウサイン・ボルトに勝つくらい難しい」と評するほどの強敵で、何度も悔しい思いをしてきた因縁の相手に、水谷・伊藤美誠ペアが起こした歴史的一戦の模様を当時の映像を交えて紹介する。
さらに、主演に五百城茉央(乃木坂46)を迎え、がんと闘う父親のために高校生の娘が用意した奇跡のサプライズ結婚式の様子を当時の映像を交えてショートドラマ化。23歳の時に結婚したものの式を挙げていないという両親に幸せになってほしい――“お父さん子”である娘から闘病中の父へ、たくさんの祝福に包まれた最高のサプライズの模様を放送する。
MCのコメントは以下の通り。
■東野幸治
今回は、スポーツ、勉強、ウエディングの3本立て。映像の途中でスタジオに戻ってきてみんなで予想したり、学生時代の話が聞けたりしてよかったですね。最後のウエディングプランナーさんが選ぶエピソードでは、グッとくるものがあって。“お母さん”としての目線、“娘”としての目線、“彼女たちを見守る人たち”の目線…それぞれで感情の入り方は違うと思うけど、みんなが感動できるVTRだと思います。
■渡辺翔太(Snow Man)
2回目の収録も相変わらず緊張しました。緊張して肩が凝っちゃったくらい…。何回収録したら慣れるのかなと、ドキドキしています。初回放送後、両親から連絡が来ました。僕が東野さんの横にいるのがうれしくてしょうがなかったみたいで。ちょっと親孝行できているのかなと思うと感慨深かったです。そして、今回も3本エピソードが紹介されていますが、僕は“ドラゴン桜”の回が好きでした。僕、あまり勉強が得意ではなかったんですけど、もうちょっとちゃんと勉強しておけばよかったなと。(東野に学生時代に戻れるなら東京大学を目指す?と聞かれ)目指しはしないと思うけど、大人になった今、勉強するって大事だなと思わされるエピソードでした。
【編集部MEMO】
特番の収録の際、渡辺翔太は「初めてのMCは、めちゃくちゃ緊張しました。でも、収録前に東野さんが“自由にやっていいよ”と言ってくださったので、少しのびのびとできたかなと思います。僕的には、東野さんが隣にいてくださったことで安心感がすごかったです。VTRの合間とかもゲストの人に話しかけてくださったり、話を広げてくださったり…とにかく助けられてばかりの収録でした」と語っていた。
(C)フジテレビ