季節の移ろいをわかりやすく感じたければ、ファミレスに飛び込むのが正解だ。先日も「ココス」にふらっと入ってみたところ……
ほう、「マロンフェア」とな。そういえばもうすっかり秋か。今年の夏は永遠に終わらないと思い込んでいたせいもあり、秋らしいことなどほとんどしてない。せっかくならこれを気に、食欲の秋を秋の味覚によって楽しんでしまおうかしら。
ということで、今回はココスで展開中の激ウマ「マロンフェア」をご紹介~!
▼ココス「マロンフェア」を堪能!「ラム香るキャラメルティー」も登場
イタリア栗を使ったスイーツメニューがずら~っとラインナップしたココスの「マロンフェア」。主人公的な立ち位置の「イタリア栗のモンブランパフェ~ティラミス風~」に始まり……
孫悟空に対するベジータ的な存在の「イタリア栗のモンブラン&マスカルポーネクレープ」に……
悟空(イタリア栗のモンブランパフェ~ティラミス風~)をそのまま小さくした悟天のような立ち位置の「大人のミニマロンパフェ」など、どれも魅力的。
ああ、全部食べたい。全てのマロンを食べたい。この衝動はなんだ。この抑えられない気持ちはどこからくるんだ? それはどうやら……
秋のせいらしい。
なるほどね! それならもうすべて秋のせいにしていろいろ食っちゃおう~!
ということでまずは悟空こと「イタリア栗のモンブランパフェ~ティラミス風~」から。でけぇ~!
見てよ、このベージュ寄りのブラウンカラー。可愛すぎるでしょ。「イタリア栗のマロンペースト」だって。頂上に添えられた栗の渋皮煮も凛として美しい。
さっそくマロンペーストから一口食べてみると……
もう……抜群にウマいな……。なにこのナチュラルな甘みと香り。めっちゃモンブランなんですけど。聞くところによると、マロンペーストに使用している材料はイタリア栗と砂糖のみとのこと。なるほど、やっぱり。このナチュラル感というか、素材そのものの良さがちゃんと活かされている感がスゴいもん。舌触りもしっとりとなめらかで高級感と満足感がとんでもないことになってるゾ。
そしてこの二段重ねになった渋皮栗アイス&バニラアイスがめっちゃいい! 渋皮栗アイスはしっかりと栗らしい香り高さとほんのりした甘みが表現されていて、当然のことながらマロンペーストとの一体感も完璧。バニラアイスとモンブランペーストとのマリアージュもめちゃくちゃイケている。散りばめられたココアビスケットチップのほろ苦さとザクザク食感もかなりいいアクセントとなっている。
中盤戦から後半戦にかけての味の変化も面白い。
秋らしくて素敵な断面だが、その中身はホイップ、マスカルポーネムース、チョコスポンジ、チョコブラウニー、カフェオレプリン、コーヒーゼリー……などなど。マロンに始まり、最後はチョコ~コーヒー系の味わいを堪能してフィニッシュ! マロンの甘さとコーヒーのほろ苦さのコントラストがたまらん。ちなみに、コーヒーゼリーはペルー産フェアトレードコーヒーを使用しているとのことである。細かなところまでちゃんとこだわってるんだなぁ。甘さも適度なので、マジで「大人っぽい感じのパフェ」といった印象だ。
続いては、「イタリア栗のモンブラン&マスカルポーネクレープ」with「ラム香るキャラメルティー」! 実は今、ドリンクバーにて期間限定で「ラム香るキャラメルティー」が登場しているのだ。これ絶対にマロンに合うでしょ、ってことで召喚したというわけである。
さっそくクレープにナイフを入れて……
パクッ。
ああ、ダメだ……ウマすぎる! クレープ生地はもっちりしていて程よい厚みもあり、最高の食感。マスカルポーネの爽やかな風味やほんのりした酸味が相まって、絶妙に大人っぽい仕上がりになっている。クレープに包まれたホイップもなめらかで甘すぎず、上品な味わいを演出。もちろん、イタリア栗マロンペーストとの相性も超抜群である。
キャラメルティーのペアリングもハンパじゃない……! 砂糖を入れずストレートで飲んでいるので甘みはないが、キャラメル特有のコクのある甘い香りと、余韻として膨らんでくるラムの芳醇な香りがマロンの風味とベストマッチ。これ以上に合う飲み物なんてないのではないか、と思えるほどのマリアージュを楽しめる。
こちらもモンブランの中にはバニラアイスが。ヒンヤリ冷たいアイスとホットなキャラメルティーのギャップがまた最高なんだよな~。
ということでココスで展開中の「マロンフェア」、いかがだっただろうか。秋らしさをたっぷり楽しめる大人味のスイーツは必見! ぜひドリンクバーの「ラム香るキャラメルティー」とのペアリングも味わってみてほしい。