フジテレビの宮司愛海アナウンサーが12日、Spotifyのポッドキャスト番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』に出演。「私生活では選ばない」という新人アナウンサー時代の服装について語った。

クールに見られても「それはそれでいい」

宮司愛海アナウンサー

この日の配信では、宮司アナに憧れてショートヘアにしたという女性リスナーのお便りを紹介。自身は気に入っているというが、「ショートヘアにしてから、服の選び方が変わり、クールでカジュアルなスタイルになった。実際はそんなことないのに、“仕事に生きている人、しっかりしていて強い人”という印象に見える」とこぼし、「これからもショートカットでいたいが、本当の自分とは違う印象やキャラクターで認識されそう」という悩みを打ち明けた。

宮司アナは、「確かに、ショートカットに似合う服って限られてくるけど。スタイリング次第で、かわいらしい服も似合うと思う」と返しながら、「私は、そういう服を着たいと思わなくなったから」と告白。新人アナウンサー時代を振り返り、「花柄のフレアスカートとか、衣装で着ることが多くて。ロングヘアだったから、いわゆる“ザ女子アナ”だったんですよ。髪を巻いて前髪を流して、ブラウスにひらっとしたスカートを着るみたいな感じだった」と回顧した。

続けて、「なんか自分じゃないな~と思って、ショートカットにしてるから。あえて私は、そっちに振ってるんですよ。元々、花柄とかそんなに好きじゃないタイプだったから。クールに見られるなら、それはそれでいいと思ってる」と明かした宮司アナ。「どう見られるかは操作できないし。自分が着たいものを着て、自分がありたい姿でいて、そのうえでどう思われるかはどうでもいい」とキッパリ語り、「自分が心地いい状態でいるほうが大事。どう見られたいかも大事だけど、自分がどうありたいかを考えてみるのがいい。判断基準が周りにあるとしんどいしね」とアドバイス。

自身についても、「クールだなと思われてることを、あえて無視する。そう思われても別にいいよねって、一瞬で思考を切り替える練習をしてる」「そう思われてそうだなっていうことを恐れて、愛想よくしようみたいなのが疲れてきちゃったから。ありのままでいてみるか! っていう段階」だと打ち明けながら、悩める相談者に向け、「周りの人の印象なんてコントロールできないから。そう思ってる人は、そう思っててくれていいっていう感じで。本当に自分のことをわかってくれる人を大事にすれば、それでいいんじゃないかな」とエールを送っていた。

【編集部MEMO】
2023年11月にスタートした『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』は、フジテレビアナウンサー・宮司愛海がパーソナリティを務めるSpotifyオリジナルポッドキャスト番組(毎週土曜9時配信)。宮司アナは番組開始前、「入社9年目、会社員として働く毎日で感じたこと、思ったことを話します。アナウンサーとしての私、32歳の等身大の私。背伸びせずありのままの気持ちを言葉で表現したいと思っています。基本的には“ひとりごと”のつもりですが、時々素敵なゲストの方をお迎えしていくつもりです」とコメントを寄せ、「リスナーの皆さまからのメッセージや叱咤(しった)激励も織り交ぜながら、素敵な番組を作っていきたいと思っています!」と意気込んでいた。