身近な人や職場の人のネガティブな発言に、「疲れた……」「しんどい」と感じることはありませんか? 何を言ってもネガティブな捉え方しかしない人と付き合いを続けていると、こちらまで暗い気持ちになってしまいますよね。

本記事では、ネガティブなことばかり言う人の特徴や心理を解説します。マイナス思考が連鎖しない対処法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

聞いていて疲れる! ネガティブなことばかり言う人の口癖あるある

  • ネガティブなことばかりいう人は疲れる! 上手な付き合い方を解説

    ネガティブなことばかり言う人の特徴や対処法を紹介します

どんな話を振っても高い確率でネガティブな返事をする人、ネガティブな話題ばかり選んで話す人っていますよね。そんなネガティブなことばかり言いがちな人に、共通している口癖を紹介します。

「できない」「無理」「だめ」とすぐに否定

ネガティブなことばかり言う人は、何か提案をされると脊髄反射かのようなスピードで「それはできない」「私には無理」と、まずは拒絶。できるかどうかわからないことは、基本的に「できない」というスタンスになる傾向です。

「でも」「だって」と言い訳する

「でも、忙しかったから」「だって、仕事が立て込んでいたから」など、「でも」「だって」を多用するのも、ネガティブな人の特徴です。ネガティブな人は、失敗をして傷ついた経験がトラウマになっているのか、とにかく自分を正当化するために「でも」「だって」を使って言い訳をします。

行動できなかったことや失敗したことに対しての言い訳を並べ立てることで、自分を守っているのかもしれません。

「どうせ」「私なんて」と自己肯定感が低い

ネガティブなことばかり言う人は、自己肯定感が低く、自分自身の価値や存在意義を認められないことも。さらに、周りにいる自分より優れた人と比較するあまり劣等感を抱いてしまい、「どうせできっこない」「私なんてどうでもいい」など自己肯定感が低い発言をしがちです。

「いやいや」「それはおかしい」と相手を全否定

自分に対してネガティブなことを言う人以上に厄介で疲れるのが、相手に対してネガティブな発言をする人。自分が全て正しいというスタンスで人の意見に耳を貸さず、相手の話は「いやいや、なんでそうなるの?」「それは違うんじゃない?」「そういうのはやめた方がいいよ」と全否定。

人を否定することで、自分の優位性をアピールしようとします。

疲れる! ネガティブなことばかり言う人の心理

  • ネガティブなことばかりいう人は疲れる! 上手な付き合い方を解説

    ネガティブな発言の裏にある心理とは?

ネガティブな発言ばかりしてしまう人にも、きっとなにか理由や原因があるはずです。ここでは、ネガティブなことばかり言う人の心理を紹介します。

失敗が怖い・過去の失敗を引きずっている

失敗に対する耐性が弱い人は、失敗を必要以上に恐れています。周囲から見ると小さなミスでも、重大なことだと感じてしまいます。また、失敗をしたあとの気持ちの切り替えが苦手で、なかなか立ち直れずに引きずってしまう場合も。

「怒られたくない」「責められたくない」という気持ちから、チャレンジすることを避けるため、何か新しいことを提案されても「私にはできないよ」「無理だよ」と拒絶してしまうのでしょう。

相手の言葉を悪い方向で深読みしがち

ネガティブなことばかり言う人は、実は打たれ弱く繊細な心の持ち主です。他人からみたら小さなことでも大げさに受け止め、とても落ち込んでしまいます。

ときとして、相手の言葉を勝手によくない意味で受け止めて落ち込んでしまったり、周囲からの指摘やアドバイスを、自分自身へのダメ出しではないかと深読みしてとらえてしまったりすることも。

そのため、「でも」「だって」といったネガティブな発言をして、自己防衛をしてしまうのでしょう。

マイナスなイメージが膨らんで行動できない

マイナス思考の人はリスクに敏感で、慎重な人が多く、未来に対する期待が小さい傾向にあります。そのため、さまざまなことを心配するあまりに最悪の事態に意識が向きすぎて、決断や行動に自ら制限をしてしまっていることもあるでしょう。

トラブルが起きたり失敗したりするイメージが大きくなりすぎて、物事を楽しむ心の余裕がないともいえそうです。

自分の優位性をアピールしたい・承認欲求を満たしたい

人に対してネガティブな発言をしたり、批判ばかりしたりする人は、相手を落とすことで自分の優位性をアピールしようとしています。もしくは、相手を否定することで「人にダメ出しをできる立場にいる自分」に酔っているのでしょう。

相手を批判したり否定したりするのは、自分の優位性を感じられることから一時的に承認欲求を満たせてしまうので、厄介。人に対してネガティブな発言ばかりしている人は、相手を否定することでしか承認欲求を満たせないのかもしれません。

疲れMAX! 職場でネガティブなことばかり言う人が及ぼす影響

  • ネガティブなことばかりいう人は疲れる! 上手な付き合い方を解説

    マイナス思考の人が職場に及ぼす影響は?

ネガティブなことばかり言う人が職場にいる場合、部署や会社全体にどのような影響があるのでしょうか。

周囲のモチベーションの低下

仕事への愚痴や不満をはじめとした後ろ向きな発言が毎日のように繰り返されると、いつのまにか周囲も消極的になったりネガティブな発言が増えたりと、雰囲気が暗くなってしまいます。ひいては、部署全体のモチベーションを下げてしまう可能性も。

仕事の質の低下

ポジティブな人が多い職場は、アイデアや意見を交換しながら社員同士が互いに高め合えます。しかし、マイナス思考な人が多い職場では、切磋琢磨したりチャレンジしたりする気質が育ちにくい傾向です。そのような環境では新しい発想が生まれにくく、仕事効率の低下にもつながります。

離職率アップ

マイナスな雰囲気に包まれた職場からは人材が流出しやすく、離職率が高くなりがちです。特にやる気にあふれ、自身の成長を目指して熱心に仕事に取り組んでいる優秀な人材ほど、ネガティブな環境から抜け出そうとします。

ネガティブなことばかり言う人に疲れないための対処法

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    ネガティブなことばかり言う人と上手に付き合っていきましょう

否定的な発言が多いマイナス思考な人と上手に付き合うにはどうしたらいいのでしょうか。相手の影響を受けすぎて自分が疲れないための対処法を知っておきましょう。

ほどよく相槌を打って聞き流す

ネガティブなことばかり言う人の話に、「そうだね、分かるよ」と真摯に寄り添っていませんか? しっかり話を聞くことは大切ですが、会うたびに必ず出てくるような軽い愚痴のような発言までも真面目に向き合っていたのでは疲れてしまいます。

ほどよく相槌を打って聞き流しても大丈夫なネガティブな発言を見極め、耳を傾ける姿勢に緩急をつけると良いでしょう。

適度に距離を置く

交流する時間をできるだけ短くするなど、物理的に距離を置いてみるのも一つの手段です。マイナス思考が少しでも前を向くように、良かれとアドバイスしたり声をかけたりしても、全否定されてこちらの気持ちが沈んでしまう可能性もあります。つらい思いをしそうだなと感じたときには、無理せずにその場を離れることをおすすめします。

特に、自分ではなく他人に対してネガティブな発言をする人は、自分の承認欲求を満たすために否定をするので、何を言ったところで否定のスタンスを変えることはありません。相手にせず、大人しく距離を取った方が賢明です。

明るい話題を投げかける

明るい話題や笑える話を投げかけてみるのもいいでしょう。マイナス思考になりがちな人に少しでも笑顔になってもらえたら、お互いに気持ちが軽くなるかもしれません。

思考の変化に即効性はありませんが、ポジティブな話を続けていると、相手も少しずつポジティブな考え方になっていく可能性もあります。

ポジティブな言葉に置き換える

「失敗したらどうしよう」といった思考は、裏を返せば、想定した最悪の事態に対する思慮深さの表れでもあります。

「いつもしっかり前準備して計画を立ててくれるから助かっている」など、ポジティブな面に目を向けて感謝を伝えると、相手の自信に繋がって、ネガティブな発言が減っていくかもしれません。

ネガティブなことばかり言う人を理解して、疲れない関係をつくろう!

  • ネガティブなことばかりいう人は疲れる! 上手な付き合い方を解説

    マイナス思考の人の口癖や心理を理解することで、いい関係を構築することができるかも

繊細がゆえに失敗を恐れてネガティブなことばかり言ってしまう人とは、ほどよい距離感を保つことが大切です。聞き流すことは聞き流し、激励や感謝をしっかりと言葉にして伝えて、良い関係性をつくっていきましょう。