JR東日本高崎支社は17日、酒をテーマに新潟県内で運行している列車「越乃 Shu*Kura」を使用し、高崎駅から両毛線経由で小山駅まで往復する列車「絢都(けんと) Shu*Kura」として、12月7日に運行すると発表した。
「絢都 Shu*Kura」は片道ずつの旅行商品として設定され、往路は高崎駅11時28分頃発・小山駅14時16分頃着、復路は小山駅17時12分頃発・高崎駅20時29分頃着で運行。車内にて、群馬県を代表する酒蔵のひとつ、近藤酒造の銘柄「赤城山」の「純米大吟醸【山田錦】」と「純米しぼりたて生酒」が利き酒で楽しめる。栃木県を代表する酒蔵のひとつ、小林酒造の銘柄「鳳凰美田」から、同列車限定の「髭判 純米大吟醸」を食中酒として用意。食前酒として微発泡酒「鳳凰美田 ミクマリ ~FLY HIGH~」、食後に「鳳凰美田 ゆず酒」を提供する。日本酒に合う米粉クッキーのおつまみや、両毛線沿線の食材と特製ソースを使ったB級グルメを盛り込んだ和洋2段弁当なども用意される。
「おもてなし」として、両毛線4駅の駅長が桐生駅で出迎えるほか、桐生駅での停車時間中、 2号車イベントスペースで社員による楽器の演奏を行う。小山発の列車は、あしかがフラワーパーク駅付近で徐行し、車内からイルミネーションを鑑賞する。旅行代金は大人1万7,000円。10月18日12時から11月27日23時59分まで、JR東日本びゅうツーリズム&セールスで販売する。
その他、過去2年にわたり越後湯沢~熊谷間で運行され、好評を博している「彩都(さいと) Shu*Kura」を今年も12月6・8日に運行することが決まった。